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| 葬儀司会者としての声:(ボイストレーナー) 加藤直美 »
2004年08月28日
8月23日愛知・27日宮城と司会の研修会が終了し、無事にツアーが幕を閉じた。 両方ともめずらしく欠席者が一人も出ずに盛況であった。 愛知だけに、オワリよければすべてよし!(ごめんなさい)
いゃあーこの2ヶ月は長かった、暑かった、疲れた、そして太った ! 少し振り返ってみよう。 7月と8月で20日間の研修だ。前泊が10日ほど。合わせて30日は外泊した。 世間では夏休み、もし私が中学生だったらかなりの不良だ。高校生だとしてもまあまあの不良だ。プチ家出どころの騒ぎではないだろう。つまりそれほど我が家には帰ってないということになる。しかもこのツアーの最中、空のサーモスタットは壊れっぱなしである。連日の猛暑の中、宮沢賢治の詩のようにあるいは井上陽水の歌のように、まさに「東へ西へ」飛び回った。 そして今、いつの間にか爽やかな秋風が吹き始めている。
エピソード1 朝寝坊 このエッセイにも登場したが、疲労からか寝坊をした。しかし講習会に遅刻したわけではない。8時30分集合なのに目覚めたら(正確には起こされた)8時05分。 しかし人間はピンチに立たされると判断力が冴えるみたいだ。常に氷のように冷静な私は、残された25分の有効な使い方に無駄のない判断を示した。それは大胆にも朝食と排便をカットすることによって時間を作り出すという久々の大技を使ったのである。 「もし明日、地球が終わるとしたら何がしたい?」と学生の頃突きつけられた究極の問いに答える時のようなワクワクした気分が味わえた。
エピソード2 佐賀牛 これは絶品。口にした途端、つい顔の筋肉がだらしなく緩むほどうまい ! テレビの旅番組で盛りを過ぎた女優が、さもおいしそうに食べ物を口に入れて騒いでるのを見るとゾッとしていたが、佐賀牛だったら自分もやってみたいと思うほどうまかった。
エピソード3 Yシャツ事件 ツンツルテンのYシャツの着こなしとその活用方法を学んだ。 (詳細は思い出したくもないので過去のエッセイをご覧あれ)
エピソード4 チロ太登場 あまりに不在がちな父親なため、家族は寂しい思いをしているのだろうか。ある時出張から帰宅したらチロ太という仔犬が家族の一員に加わっていた。そしてその犬は当然のように私を迎えた。ついでに言うと他の犬も2匹、それに亀とクワガタとカブトムシもいるのだ。ほんとうに寂しい思いをしているのだろうか?もしかしたら私が不在で楽しい思いをしていたのかもしれない。
エピソード5 グリーン車 たまには会社の経費を無駄遣いしたくなって、グリーン車に何度か乗った。物珍しくてキョロキョロした挙句、乗り心地が良すぎて熟睡し、思いっきり首カックンとヨダレを垂らしていた。慣れないことをするものではない。そのヨダレは今も、そのとき読みかけの本の、そのページにくっきりと鮮やかな染みを残している。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年08月28日 00:58
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