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2004年11月14日
今日のお昼は、回転寿司だった。 回転寿司では、お寿司が皿に載って自動運搬装置で運ばれてくる。 食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べられる。 都度注文することなく、好きなネタを気兼ねなくオーダーできることは、 お寿司という伝統の食文化の中で、顧客のニーズに対応し、 システムとの融合を上手に図ってきたカタチを示している。
伝統と現在のニーズへの対応。 話は、葬儀への想像へと飛び…
一般的にお葬式の価値には、2つの意味合いがある。 宗教儀礼の葬儀(葬儀)と社会儀礼の葬儀(告別式)の2つ。 宗教儀礼は、主に文化や伝統に支えられる。 社会儀礼は、主に故人に関係する人々(の偲び)に支えられる。
宗教儀礼のように、歴史のあるものは、変化しにくい。 祭壇があって、お坊さんが読経して、と目に浮かぶ。 一方で、故人の人生は社会のあり方によって変わってゆく。 十人十色。
しかし、今の葬儀は、まだ宗教儀礼の強いイメージが先行している。 社会儀礼としての葬儀を前面に押し出した、故人らしい葬儀へのシステム化、 顧客が自由にカスタムできる葬儀の仕組みは、最近よく聞くけれども・・・ 現実は、なかなか上手くいっていない。儲かる仕組みができていない。
ミニマムカスタムは、良く見る。遺影品展示や、簡単なご紹介パネルなど。 少しずつ社会儀礼としての葬儀への努力も進んではいる。 伝統(的な経営)と現代のニーズの狭間が、今は、そのあたりに落ち着いている。
そんなことを考えながら、赤貝を口に運んだ。普通の味だ。 次の赤貝が、またゆっくりとやって来る。
努力のない現状維持は、伝統とは言わない。 今、元気のある葬儀社は、顧客のニーズを汲み取りながら変わろうとしている。 その流れに、FUNETも乗っていこう。
まだ、テーブルの前に差し掛かっているところの赤貝に手が伸びた。 待つだけでない。掴みにいく。 横では、家族連れの子供がプレートの動きに一喜一憂している。 晩秋のお昼。午後は雨らしい。
最後に、私も社長を見習って。
ナレーション文作成システム1月 31500円 追悼文作成システム1件 2100円 ひとりひとりの人生 プライスレス
お金で買えない葬儀がある。買えるものはFUNETで。
ごちそうさまでした。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年11月14日 23:29
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