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2004年11月06日

個性心理學(藤田順子)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

最近よく目にする記事である。
「上昇する離婚率・・・離婚は昭和40年あたりから長期的に見て増加してきており,離婚率も高まっている。年齢別に見ると離婚率は年齢が低いほど高く,特に20歳代の離婚率は高い ~中略~ いずれの年齢層でも離婚率は上昇傾向にある」
少子化や地味婚で尻すぼみのブライダル業界にとっては、少しは明るいニュース?なのかも知れない。

今の私は、離婚の要因は個性の違いからくるストレスだと確信を持っている。
個性心理學の分類の一つに、「目標指向」と「状況対応」というものがある。
要は、ダーツをやった時、的の中心にヒットした場合を「当たり」と考えるか、ダーツの円の中にヒットすれば、端であろうが中心であろうが「当たり」と考えるかの違いである。

些細な事のようだが、この個性の違いを知っていないとやっかいなことは多い。
例えば、朝目覚まし時計で起きるとして、目標指向の人はキッチリ起きる時間に目覚ましをかけます。
そりゃそうですよね、起きる時間なんですから・・・しかし、状況対応の人は起きる時間の少し前に目覚ましをかけるんです。
目覚ましを止めてからの何分かが至福の時間だったりするんですよね。

そして食事の時間。
目標指向の人は朝ご飯・昼ご飯・夜ご飯と食事の時間を大体決めています。
たとえお腹が空いていなくても、その時間に食事をする努力をします。
かたや状況対応の人はお腹が空いた時が食事の時間と考えています。
極端な話、一日2食でも4食でも平気な訳です。

ちょっと下の話になって失礼しますが、目標指向の人はトイレで用を足した後、水洗で流した水が最後になくなるまでしっかり見ている人が多いのに対し、状況対応の人は、流しっぱなし!
流れてようが残ってようが後はお構いなしです。
少しあげただけでもこんなに違うんですよ。
これじゃ合う訳ないですよね!

しかし、不思議なもので目標指向と状況対応の人は自分にない個性に最初は惹かれあうんですよ・・・これが!
そもそも、この個性の違いが最大の離婚の原因です。
しかし、こういった個性の違いは昔からあったもの、という事は、現代人が我慢が効かなくなったのか、それとも昔ほど離婚に対して悪いイメージがなくなったからでしょうか?
今はバツイチってのがステイタスだと思っている人もいるようで・・・。

さて、最後まで読んでくださった皆さんは、ご自分がどちらの個性か分かりますか?
ちなみに私は状況対応型。
同じ個性の担当者との仕事は、打合せの時からしっくりいく感じます。
とは言っても私の勘で判断しているだけですが・・・生まれた日によって決まる個性の為、ブライダルと違ってフューネラルは、故人以外の生年月日が分からないところがネックです。
(認定講師番号第12097号)個性心理學研究所所長弦本将裕(c)

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年11月06日 23:36

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