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2004年11月02日

人との係わり合い・・・個性心理學(藤田順子 )

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

小さい頃から私は考え方が一つに定まらなかった。
集中力も欠けているようで何か考え事をしていても、違う事を考えだしてしまうことがよくあり「なんで私はこうなんだ??」と常々思っていた。
友達には、いつでも自分の意見をはっきり持っている子がいて、子供ながらに感心していたことを覚えている。

ブライダルの司会をするようになって、私は急激に体重が10キロ痩せてしまった。心配した母親に半ば強制的に病院で検査を受けさせられたが、結果は異常なし。要は仕事のストレスで痩せたということだった・・・。

何でもそうかもしれないが、そのブライダルの仕事も「段取り8割本番2割」といった感じで、本番の日を迎える前に、一度は持たれる新郎新婦との打合せの席で、どれだけ上手に人間関係を築けるかで成否がきまると言っても過言ではない。
わたしは「それ」が苦手だった。

あなたは「虎」・「たぬき」・「猿」よ!「こじか」だって・・・まぁ可愛い!!
最初は「何じゃ???」と思った。少し前にブレイクした動物占い。
これは実は「個性心理學」といい四柱推命(世界最古のそして最大の統計学)を元に12の動物に当てはめ、分かりやすく紐解いた心理学だったのである。

私は「ペガサス」!その特徴を読んでみると、まんざらでもない!当てはまるところもあると思った。それから、この飽きっぽい私が真剣に勉強を始めるまでそう時間は掛からなかった。子供の頃からの疑問や仕事での悩みごとなど、みるみる理解・納得できたからだ!

これは占いとは違い、人間関係にスポットを当てた、実学だったからに違いない・・・知れば知る程面白い。この世に生きている限り、人間関係と無縁になることはありえない。それならば、悲劇を喜劇に変えてしまう「個性心理學」を知っていた方が数倍面白い生き方が出来そうだ・・・と単純に思ったからだ!

要は「あきらかに認めること」、この世界には沢山の人がいる。みんな同じ人間だが、実は自分の常識は相手の非常識である。自分の横を歩いている人は、自分とは全く違う事を考えている人だということを「知る」事から始まる学問である。

例えば、何人かでレストランに入ってメニューを決める時。
「何にする?」と必ず相手の食べるものを聞き、なんとなく相手に合わせてしまう人いませんか?
そうかと思えば人は人、自分は自分と、さっさと自分の食べたいものを決める人。そのポイントは栄養バランスと値段だったりするんですよね?
かたや、その時の気分や直感で決める人。この人たちにとっては写真つきのメニューじゃないと辛いものがあります。文字と値段じゃ全然イメージできませんからね!

そのレストランのウエイトレスに粗相されてしまったとき、
ウエイトレス本人が心から謝れば許してあげる人。
本人が謝るのは当たり前。プラス次回使えるコーヒー券やサービス券を手渡されると、あそこは良いお店だと思う人。
かたや、「店長さん呼んできてっ!」と勢い込む人もいますよね!

みんな個性によって、その行動パターンが違うのです。

面白いというか、深いですよ。
仕事でクレームがでた時なども、相手の個性によって対応を変えるのです。
こうすればそれ以上問題が大きくなる事はまずありません。

「個性心理學」を知って、確実に仕事は増えました。
担当者から直接指名でいただけることも多くなりました。
どんな仕事でも、人との係わりは必ずあります。
「人と人との係わり合い」を大切にすることが、様々な仕事の第一歩ですね。
これからは「個性心理學」を活かし、葬儀の分野でも前進あるのみ!
頑張りたいと思います。
(認定講師番号第12097号)

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年11月02日 00:00

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