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2004年12月31日
今日も北向きの屋根にだけは、まだ雪が残っている。
一昨日、初雪が降った。 初雪は冬空のパフォーマンスですね。
(書斎から写真を撮りました)
朝起きると、純白の風景が拡がっていたのだ。 すぐに子供たちの矯声が上がって、 5歳の息子と中一の娘は早速庭で雪合戦だ。 数分後、泣き崩れる息子の声が・・・。 勝負はあっけない決着をみたらしい。 中一の娘に手加減はない。 世の中は・・・厳しいのだ。 強く育てるためにも、今日は紅白なんか見せない。 絶対に格闘技だ。 チャンネル争いに勝つぞーっ、ウォーリャーッ !
今年一年を振り返ろう。 何しろ今日は大晦日(おおみそか)だから。 朔(さく)・望月(もちづき)・晦日(つごもり)は、 月の満ち欠けからきた言葉だけど、 その晦日のラストを飾るのが、大晦日なのだ。 (朔は新月、望月は満月ですよ) どこの地方か忘れたけれど、故人の「故」の代わりに 「朔」を使っている地域があったっけ。 ただし、使っている葬儀社の方が意味不明と 言っていたのには笑ってしまったが・・・。 (意味がわからんかったら、使うのやめんかいっ ! )
今年のニュースは何といっても[FUNET]に尽きる。 (佐賀牛と仙台のYシャツ事件も捨てがたいが・・・) 何しろ2年越しのプロジェクトだから思い入れも強い。 今、私の頭の中には中島みゆきの「地上の星 ♪♪」が流れている。 (嘘である)
正式には今年の11月下旬にオープンになったが (ネットでは上旬公開)、現在順調な滑り出しをみせている。 来年もFUNETシステムの充実を図りたい。 追悼文の背景画像デザインも、後2週間もすれば追加できるだろう。 実はすでに他のアイデアもあり、開発に着手しようとしているところだ。 内容は、それはそれは企業秘密です。
あっ、そう言えばFUNET会員の皆様へ。 1月プロローグ文章61作品更新していますよ。 (オールマイティと併せれば170余りです) ご覧になってください。 で、今日は年末特別サービス 大晦日スペシャルということで、 この「七転び八起き」を覘かれている皆様にもその中から・・・。
[1月プロローグ:新春カテゴリ]
冴え渡る空気の中、晴れ着姿が艶(あでやか)やかに睦月の町を飾っています。 新年の華やかな雰囲気に、別れは辛く、在りし日の故人の面影が揺れます。 静かに手を合わせて、懐かしい時をたどれば、 また一つ年が回って、季節はゆっくりと歩み始めました。
井手の独善的評価1. 「静かに手を合わせて・・・」以下の2行の変化の具合が絶妙。 ひねり方がものすごく心地よくて気に入っています って、言うじゃなーい だから、ビューティフル・・・斬りっー(波田陽区風)。
もうひとつおまけに食らえっ !
季節は巡り、時が流れて、新年の扉が開かれました。 新しい年の訪れに、春が待ち遠しく、期待が膨らむ季節ですが、 別れの日に吹き渡る風は冷たく、合掌する手はかじかんでいます。 透明な張り詰めた空気が、別れの日を彩り(いろどり)ました。
井手の独善的評価2. 「合掌する手はかじかんでいます」の表現が秀逸。 全体に落としたトーンで表現して欲しい、渾身の一品です。 星3つ(堺正明風)。 ということで、これもワンダフルッ !
この後に[メイン文章]が続くのですが、さすがにそこまではちょっと。
というわけで、長いのか短いのか良く分からないが、 2004年の365日が過ぎようとしています。 今年も多くの人にお世話になりました。 スタッフ一同感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。
来年が皆様にとって良いお年となりますように・・・。
さあ、エッセイも終わったから飲むぞ、飲むぞー。 が、最後に
人生は 先が見えない それでいい 明日の命を しかと燃やせば
物に光と影があるように、人生には出会いと別れがあり、 時の流れに生きる者は、その喜怒哀楽を流れに乗せて漂います。
そしてきっと私は・・・2005年も漂ってまーす。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年12月31日 22:42
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