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2004年12月24日

久しぶりのデート(石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

一足早いクリスマスディナーショーにご招待いただきました。
偶然にも私がブライダル司会でよくお世話になっているホテルが会場で、
スタッフの皆さんは、いつもの見慣れた面々・・・、
そして司会者も私の友人(Hさん)でした。
お客様側に立って司会を聞き、スタッフの接客を受け・・・、
冷静に見つめ直すいい機会になりました。



このチャペルは、とても人気があります。
尻すぼみなブライダル業界では、一時期、チャペル合戦が続きました。
実はここで、浜崎あゆみさんの「M」のプロモーションビデオや
ドラマの撮影が行われていたり、先日は韓国の俳優さんの撮影を
しているとかで、黒山の人だかりができておりました。
(ヨン様では、無かったので覗きもしませんでしたが)



土日、祝日は、チャペルとして、その他コンサートや多目的ホールとして
使えるように、スコットランドから移築したものだそうです。
今日のショーは神崎愛さんのフルートです。
ラストの花束のプレゼンターに主人と私が抜擢され、
(友人H司会者に無理やり)
隣にいた主人は、ずーつとソワソワしており
コンサートどころではない様子・・・。
握手をしていただいた神崎さんの手は、
ふわふわで赤ちゃんのような感触でした。
(きっと家事もなさらないのでしょうね。)
日常を忘れる優雅なひと時でした。



食事は、和、中、仏の三国料理。
このホテルは、若手スタッフで構成されており、
どちらかと言うとマニュアル化された接客が玉にキズですが、
ブライダルなどでの盛り上げのシーンでは、スタッフ総出で、
お客様と一緒に手拍子をしたり踊ったりと・・・、
若手スタッフならではの後押しに、司会者はかなり助けられます。
・ ・・が今日は、私たち夫婦はお客様。

あまり社交的でない主人は、入れ替わり立ち代りの
スタッフからのご挨拶や手厚いおもてなしに、はにかんでおりましたが、
帰りに「楽しかったな!」と一言。
演出やおもてなしをする側にとっては、冥利に尽きる言葉です。
常にそこにいる参列者はどう感じているのか?
冷静に捉えていく余裕はすごく大切ですね。
当たり前の事ですが、これがなかなか出来ないものです。
私の来年の課題といたしましょう。

さて、お留守番の娘にクリスマスプレゼントを買って帰りましょう。
結婚して20年。
久しぶりのデートでした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年12月24日 22:49

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