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2004年12月07日
本日、いやこのエッセイが掲載される日からみれば昨日ということになるが、東北・東海・上信越の3企業からFUNETの申し込みがあった。 本当にありがたいことです。
実は、体験版にはアップしていませんが、追悼文には両面があります。 当然ご契約された方のみにしか配布できませんが、これがまたそれなりのパッケージになるのです。(ここでは詳細は申し上げられません) [FUNET追悼文]を使っていただき、是非「故人らしさ」「故人への遺族の想い」を形にしていただければと思います。
~井手の休日~ 一昨日の日曜日、久し振りに家族4人で映画を観に行きました。 「Mr.インクレディブル」 ~ 引退したスーパー・ヒーローとその家族の繰り広げる愛と冒険の物語、と書いてありました。 私の左隣に5歳のチビ(長男)が、右隣には中学1年の娘が座り、その娘の右横に妻が鎮座して、家族4人で仲良く並んで、さて映画が始まったわけです。 大変でした。 映画は本編が始まる前に何本もの予告があります。 大人にとってみれば、これも楽しみの一つなのですが、我が家の5歳の息子には堪えられなかったみたいです。 『お父さん、まだ始まらないの、まだ?』と、20回位は聞いてきたでしょうか。 最後には時計を指差し、大きな声で『長い針がどこ?』『短い針はどこ?』と、周りの失笑を買っていました。 なだめすかしながら仕方なくコーラのBIGサイズをガンガン飲ませました。 さらにやっと本編が始まるや否や( as soon as )5歳は興奮して、立ち上がるわ、声は出すわで盛り上がっておりましたが、その度に私は周りに気を使っておりました。 右を見れば、直径30センチはあろうかというくらいの円錐形の容器一杯のポップコーンを、中学1年の娘が規則的な手の動きで次々と腹の中に収めております。(5回に1回位はコーラをズズーッと飲みながら・・・) 妻は、運悪く後ろの席に小学生のいかにも悪がきというタイプが3人も座っていて、興奮して座席を何度も蹴るのです。 遂に堪忍袋の緒が切れて、振り返ってはオモイッキリ睨み付けておりました。 悪がきがお気の毒です。 さぞ恐ろしかったことと思います。 母は・・・逞しいです。 そんなわけで私は映画を楽しむどころではなく、主役のヒーローの声が「あれっ、友和さんかな?」と思ったときには、エンディングを迎えておりました。
『スパゲッティが食べたい ! 』 息子のそんな一言を待っていたかのように、妻が『食べて帰りましょっ』。 もちろんです。 逆らうわけには参りません。
食事の最中も息子はさかんに力こぶを作っていました。 将来の夢が、取り合えず見つかったようです。 スーパーヒーロー。
こうして疲れた休日が終わりました。 その夜、娘が腹を壊し、学校を休んで朝から病院へいきました。
最後はやはり(徒然拾撰集より)
「生かされて 生きる喜び 限りなし」
人生は本当に楽しいですな。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年12月07日 23:03
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