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2005年02月03日

工場長の雑記(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日、社長からも告知があったとおり、
FUNETに「MCライブラリ」というコンテンツを作成いたしました。
非常に簡単なシステムではありますが、詰め込んだコンテンツは膨大です。
まさに、図書館(=ライブラリ)です。
その一部をご覧ください。

 

発声練習から、アナウンス文例、
司会ナレーション作成のコツ、
葬送儀礼(差定)サンプル、敬語…などなど。

葬祭司会のEラーニングとは言いませんが、
困ったときの参考になる資料が豊富にあります。

将来的には、葬祭スタッフの多角的なスキルアップが可能な、
葬祭総合支援プラットフォームを目指していきます。
取り敢えず葬儀司会を立ち上げ、随時更新して参りますが、
近い将来、接客(4月~予定)、葬祭ディレクター対策(5月~予定)など、
随時学習素材を更新してまいりますので、ご期待ください。

全国の葬祭司会の支援になれば、幸いです。

(井手注釈:Eラーニングとは、ネットワーク上の社員教育のことです。)

さて、先々週のことになるでしょうか、
個人的なことですが、教育カードゲームのワークショップに参加しました。
大学の研究会からのつながりで、子供たちを対象にした、
遊びながら学べると言うコンセプトの元でゲームの制作活動をしていたのが、
先日、制作していたカードゲームを発表させていただきました。

結果から申しますと、自慢するわけではありませんが、
圧倒的な好評を博したわけです。
最初、ポツポツと子供たちが集まってくる状況で、少々不安でしたが、
「おもしろい!」とわかってもらえると、
とたんに何度もゲームをやりに来るリピーターがでてきたり、
いやもう、人だかり。
子供たちと言うのは、全くもって素直というか、
恐竜みたいなもので、面白いものにどんどん食いついてきます。
こっちが飯を食っていようがお構い無しです。
空気を読む事を知らないと言うか…。でも、わかりやすい。

インターネットも素直で、わかりやすいものです。
仮想空間と言いながらも、空気が読めませんので。
私のエッセイの時(もしくは翌日)、アクセス数がガクンと落ちたりします。
逆空気読みで、工場長のエッセイも読んでやれよ…。
…無理なんでしょうね(涙)。

(井手注釈:逆空気読みとは、閑古鳥が鳴いているエッセイに同情して、
      空気を読んだついでに、エッセイも流し読んでやることです。)

そんな私が、「フューネラルビジネス」誌の連載を押し売ってしまったから、
編集長もいよいよ困り果てているかもしれません。
みなさん、どうか空気を察していただき、連載に目を通してみてください。
3月号は記念すべき100回目の発刊だそうです。
私の力んだ筆圧が感じられるかもしれません。
なにぶん、デジタルな文字ですが。

話を最初に戻しますが、
MCライブラリは、いわば弊社の財産です。
司会術の蓄積の軌跡です。
それを、会員様の司会面での助けになればという思いで、
わかりやすいように整理して、
自由に閲覧できるようにリリースいたしました。

ナレーション文作成システム、追悼文作成システム、
現在ある2つのシステムに続く、3本目の柱、MCライブラリ。
まだ、上手に有用性を伝えることができているとはいえませんが、
少しずつ、その良さが皆様に伝わっていくとものだ感じています。
インターネットは、素直ですので。

《井手のおまけ》
今日は節分です。
読んで字の如く、冬と春の節目ですね。 
さて豆まきでも、地方によっては『福は内』『鬼は内』と、
どちらも招き入れる所があるそうです。
(いやあ、日本は広いなあ)
そこで鬼についてですが、古事記にその原型が登場しています。
黄泉の国の住人になったイザナミを迎えに行ったイザナギが、
(名前がややこしいちゅうねん!)
ある約束を破ったことで、鬼(亡者)に追いかけられるのです。
その鬼たちを追い払ったのが、桃の実だったのですよ。
そこから桃の木は、邪気を祓う霊木とも言われますし、
桃太郎という名の少年が鬼退治に行くのも納得ですね。
桃の節句の桃にも、同様の意味が込められているでしょう。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年02月03日 22:06

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