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2005年03月19日
お葬式においては、 通夜・葬儀当日のセレモニーの進行が如何にうまくいくかで、 遺族、親族に与える印象が大きく違ってくるといっても過言ではないでしょう。 15日・16日の両日、その司会術・ナレーション活用講座の アシスタントとして参加し、改めて音声表現の大切さを感じました。
基本司会術を中心とした「ベーシック講座」と ナレーションの読み方、作り方を知る「キャリアアップ講座」 の2講座が2日間に渡って行われましたが、自分の経験などから、 ベーシックのみ受講される方、キャリアアップから入られる方、 両方に参加される方といらっしゃいました。
葬儀司会経験がかなりあるので、司会にはある程度自信があるけれど、 ナレーションはどうも・・、ということで キャリアアップのみ受講された方の多くが基礎ができておらず、 この講座の内容についていけないという感じがしました。 どんなに経験が豊富でも一度ベーシックを受講された方がいいと痛感しました。 ベーシックには、カツゼツはもちろんのこと 表現するための基礎テクニックが含まれており、これだけでも十分役立ちます。
また、べーシックの内容はほぼ理解出来ているという前提で、 キャリアアップが行われますので、受けていない人は講師の言っていることが 分からない状態に陥りやすいのではないでしょうか。 ここで声を大きく一言 「葬儀司会術ベーシック講座から受けると上達スピードアップ間違いなし!」
余談・・・・何でも基礎が大切。それにしても井手講師の講座はレベルが高い 言葉に敏感な人、耳のいい人は、より上達が早い。 もしかしたら、本物のプロのナレーターになれたり・・・・ そこまで勘違いする人はいないでしょうが、 プロが聴講しても役に立つ講義です。
〈井手の割り込み〉 橘は、映画・ラジオ・コマーシャル・朗読・葬儀・ブライダルetcと、 しゃべりの仕事をマルチにこなす司会者です。 と言うよりも、プロのナレーターなのですが、 そのプロと受講生が、一対一で、同じナレの読み合わせをする ということの凄さに、受講生はまるで気付いていません。 講師の私から見れば、もったいなくてしょうがない。
実はベーシック講座の表現理論の内容は、プロのナレーターが学んでも おかしくないほどのクオリティを維持しています。 かつて弊社には、元テレビ局のアナウンサーが二人在籍していましたが、 表現力が不足していて、結局ナレーション技術が追いつかず 自ら退社されました。(葬儀をなめていたのかも・・・) その二人は、東京のアナウンサーや司会者を養成する学校 (弊社よりよっぽど有名)の講師でもいらっしゃいます。 (あまり言うと他者の批判と自社の自慢になるので、滅多に暴露しませんが)
私は葬儀司会のクオリティを、かなりのところまで持ち上げたいと思っていて、 つい厳しい講座になりがちですが、どんなにプロだと自覚される方でも、 [ベーシック講座]からの受講をお勧めします。 今のベーシック講座は、本テキストの他に、別冊のアナウンスハンドブック、 更にナレーションだけでも10作品以上が楽に掲載されていますよ。 局アナよりも実力が上だと自覚される方のみ、 [ナレーション活用講座]からご参加されたし!
今日、橘は島根県の体育館で1.000人規模の社葬。 明日、石川は神奈川県のホテルで2.000人規模のお別れ会(ちょっと事情あり)。 加藤は葬送BGMの追い込みという名目で水戸へ帰省。 古家はプログラミングの学校という言い訳で半分遊び。 藤田は・・・最近行方不明。 関谷は自宅で昼寝。 私は事務所で寂しく原稿書き。
どれも無事に終わることを願いましょう。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年03月19日 03:20
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