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2005年03月14日
先月、私の母は喜寿を迎えました。 本人は76歳になったばかりだと言うが、数え年で77歳。 喜寿の「喜」の字の草書体が「七十七」と読まれることから、 77歳でお祝いするらしいですね。 今年は昭和4年生まれの人が該当するようです。
母は年始早々、不運に見舞われ救急車で入院する騒ぎで大変だったが、 今では趣味であるプールにも通い始め、やっと体調が回復したらしい。 お祝いのプレゼントは、カラフルな水着! 口うるさい厳しい母ではあるが、私の片腕となり、 ん?私が母の片腕となり? 家庭を支えてくれ、大切な役割を果たしてくれている。 とても感謝しているのだ。 で・・・!家族で、喜寿をお祝いする事にした。 本当は、黄色か紫のチャンチャンコを着せたかったが、 猛然と却下されたので諦めた。
本日のメニューは、中国料理。 伊藤博文公旧邸を今日に残した滄浪閣は、 窓から静かな庭園と海を望む、明治の趣を残す由緒ある館です。 レストランに足を踏み入れると、そこはひと昔前の時代そのもの。 中国料理と言っても家庭的な素朴なお味でした。 (紹興酒を飲みたいところではあるが・・・やめておこう。 また眠りこけては大変だ。やっぱり!ビ~ルっ!) すると背後から 『女のクセにそんなに飲むんじゃありません。』 と母の一喝! (私の他所での飲みっぷりを見たら、母は腰を抜かすかもしれない・・・) 『糖尿病になったら、あまり飲めなくなっちゃうから、今のうちだわ。』
実は、両親とも糖尿病の家系で、私も糖尿病になるであろうと、 今から覚悟をしているが、そうしたら美味しいものもビールも控え、 慎ましやかな食生活を送らなくてはならない。 (つまりませんなぁ~)
母の現在の夢は、 『私は、孫の結婚式に出たいわ~』 と頼もしいおばあちゃん。 母には、父の分まで長生きしてほしいと心底思う。 米寿のお祝いには、必ずチャンチャンコを着せよう!!
《井手の割り込み》 長寿のお祝いは賀寿(がじゅ)とも言いますが、数え年で行うのが普通です。 数え年とは、その年の満年齢に1つ足せば良いのです。 その年の誕生日が来てない人は2つ。 誕生日を過ぎた人は1つ足します。 現在では、還暦は長寿とは言えないでしょうが、それ以降の賀寿は、 古希 (数え年70歳) 喜寿 (数え年77歳) 傘寿 (数え年80歳) 米寿 (数え年88歳) 卒寿 (数え年90歳) 白寿 (数え年99歳) 百寿 (数え年100歳) 茶寿 (数え年108歳) 皇寿 (数え年108歳) 大還暦(数え年120歳) まあ、こんなところでしょうか。 ところで、還暦60年を日数に換算すれば21.900日。 週換算では、約3.128週間。 月単位では、約720月間。 数字で見ていくと、人生そんなに長いとは思えませんねえ。 ところで、人はタンパク質のかたまりで、 死ねば水と二酸化炭素になると言った人がいましたが、 この発想には「癒し」の心が欠落していますね。 人間性を排除して、人間を機械的に捉える事に抵抗感を感じます。
一日一日を大切に生きたいものです。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年03月14日 03:24
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