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2005年03月10日
以前、ベネズエラ・ドロボー事件でも少し触れたが、 私は、仕事でそのベネズエラから帰国せず、 立て続けにエクアドルへと入国した。 その移動中の飛行機の中で隣に座っているおじさんが、 やたら私の顔をチラチラ、チラチラと見るのだ。 それも覗き込むように。 「変なおじさんだなあ、もう…」 と私は気味悪く思っていた。 そしてふと、おじさんが手にしている新聞を見たら、 アチャァー、なんと20センチ四方はある私の顔写真が、 デカデカと載っているではないか。 「ゲッ!私だ」 よく海外の仕事の時は、 現地でのコンサートシーンや顔写真が新聞に載るのだが、 飛行機の中で、それもまさかお隣さんの新聞で目にするとは思わなかった。 (そのおじさんも、まさかびっくり同じ気持ちだったろう) 何度目かに顔をのぞかれた時、何やら言ってきたので、 とっさに私は寝たふりをしたのだがバレバレだっただろう。 何せ遙かベネズエラやエクアドルのような国に、 日本女性が一人旅などという事は滅多にないだろうから。
ところで、エクアドルといえば赤道。 街から車で1時間ほどもかかったろうか… 延々と荒野が続いた所にあった。 写真がそうなのだが、これが結構立派な赤道碑が建っていて、 ここですよ、というちゃんと印した石があった。 写真が碑です。
(当たり前だけど赤い線なんて何処にもありませんでした)
南半球と北半球を両足でまたぎ、スタッフに記念撮影してもらって、 ワーイワーイと大はしゃぎした。 だって、ここをまたいだ日本女性はそうはいないでしょ? このエクアドルをイメージして書いた詩があるのでちょっと紹介しますね。
砂に煙る 古い城壁 ひとり辿る夕暮れの丘 募る思い 抱き寄せる影 熱い身体 酔わせるmelodia ああ、二人の恋はあの夏の日に 重ね合う瞳に 燃え上がる太陽を 染めた心 溶け出して 哀しみのcello de panecillo rairairai
遙かな空 果てしない荒野 町外れに宴は始まる 砂に沈む ああ、蒸せる風 胸を焦がす ガルシアの道よ ああ、一夜の夢咲かせてfiesta 恋する乙女達 激しく踊る指に 鮮やかな薔薇の花 情熱の cello de panecillo !ay eterrno amante porfavor cello de paanecillo
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年03月10日 03:27
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