« アシスタントを終えて(石川 元) | メイン | 我、青春の街「江古田」(加藤直美) »

2005年04月05日

バーゲンセールに群がる女達(関谷 京子)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今、何処のデパートでも冬物ファイナルバーゲンセールをしている。
そこに群がる女性達のあさましい姿というか、
物を物色する様には圧倒されるものがある。

私は、余程の事がない限り、バーゲンで物は買わない主義である。
何故かというと、昔、押し合いへし合いの女性達の僅かな隙間から、
ワゴンに手を滑り込ませようとしただけで、
ひじ鉄をみぞおちに思いっきりくらったからだ。
息ができなくて死にそうな目にあった。
そんな思いまでして物の取り合いをする姿は、
客観的に見るとおぞましいほどの怖さがある。

誰だって、いい物を安く手に入れたいのは山々だが、聞くところによると、
バーゲン専用商品も多々あるとも聞くし、安さに目がくらんで、
平静であれば買わないはずの物まで買ってしまいそうだからだ。

特に女性にとって一番危ないのはファッション関係だ。
人にもよるだろうが、私はゆったりじっくりと商品を見て、
出来れば静かないい雰囲気のお店で、
店員さんとも和やかに自然に溶け込める状態で、物は購入したいと思っている。
あおられるようにして失敗物をつかまされるより、
結局は長い目で見ても、お得なように思えてならない。

大体女性にとってショッピングというのは、
商品だけではなく、その雰囲気と時間も一緒に買うわけで、
出来るものなら、そんなあさましさのない空間で、
ある程度優雅な時間を過ごしたいと思っている。
そんな風に感じるのは私だけだろうか?

私はお高くとまるつもりは毛頭ないが、
手に入れた物を大切に丁寧に扱うためにも、そんな選び方をしている。
近年は、安かろう悪かろうばかりではないだろうが、
飛びついて買って失敗してタンスの肥やしになるならば損したも同じ。

ちなみに、今月私が購入した物は、行きつけのお店で吟味を重ねた上で、
春夏物のロマンティックなお洋服二点と、
(といっても、二種で四通りの着こなしが出来、他の手持ち物とコーディネー
トを考えれば何倍にも組み合わせられる。これ、お買い得と思いませんか?)
あとは私は花粉症なので、紙がむき出しにならないティッシュ入れだ。
アンティーク風のレース編みの千円程度のものだけれど、
女に生まれてよかったな、と思わせてくれる品々だ。

そんな私にも、実はバーゲンで一つだけ弱い物がある。
それは食料品のセールだ。
市場の閉店間際のたたき売りや、スーパーの開店セールなどで
鐘がリンリン鳴ろうものなら、思わず走り寄ってしまう。
やはり、私もあさましい女なのかもしれない・・・


〈井手の割り込み〉
今日は若かりし頃の関谷君の写真でも・・・。



随分と派手にご活躍だったようで・・・。
今はただの、酒好きの「おばさん」???
いえいえ、人に歴史ありです。
私は彼女の作曲した「未来への扉」と言う曲が大好きです。
近いうちに、視聴できるようにしたいと思っています。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年04月05日 17:54

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/665

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.