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2005年06月27日

宮城研修報告など (井手 一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

暑い・・・。
もう日本全国、何処へ行っても暑いですな。
今日から東京は4日間ほど34度くらいになるらしい・・・。
(勘弁してよもう)

さて先日宮城県へ行ってきました。
私が研修会で伺ったその日に、工場長も別件で宮城に入っていましたが。
因みに同日、加藤は福岡の久留米でホール接客研修会の最中。

また橘は、今出棺が終わり業務終了の報告をもらったばかり。
石川は今夜の帝国ホテル偲ぶ会の司会へ出発しました。
そして27日からは、いよいよ今年も始まる、
葬祭ディレクター受験対策研修会です。
ふー、フェアが終わったと思ったら次から次へと仕事の連続・・・。

宮城の研修会は、ここ数年続けさせてもらっている[超参加型]の研修。
ということで、今年は【受注見積もり研修会】でした。
詳細については企業秘密ですので省かせていただきますが、
私の個人的な感想としては、この業務も男性よりは女性向きの気がします。
今回特に女性が優れていたとか、あるいは男性陣が見劣りしたとか、
そういうことではないのですよ。(誤解の無いように)

遺族の想いを聞く感性や、細やかな点にも配慮が届く心配りなどは、
一般に女性の方に適性があるのかな、と思います。
いつまでも、地域の慣習に逃げ込むようなやり方で、
(地域格差はありますが)通用するはずはありませんし、
ただ単に[男]というだけで有利に作用していた様々な葬祭業務も
その根本から見直すべきだし、また時代は確実にその方向へ向かっています。

今や葬儀の【受注見積もり】は、決して御用聞きではありませんから、
遺族の想いや故人の尊い人生を、どのような形でセレモニーに反映させる
ことができるのか、担当者のその感性、プロデュース能力が問われるのです。
しかし現実は、まあいろいろあって、どうしてもマニュアル化しています。
ちょっと考えさせられる研修会でした。

プライベートでは、またダイエットを再開しました。
今度は娘も巻き込んでやっています。
前回の「ダイエット作戦」は失敗しましたので、
今回のは名付けて「スーパーダイエット作戦」(あまり変わらん)
朝は犬の散歩、夕方は夕陽に向かって4キロのジョギング。
くーっ、続くかなあ!
7月はハードスケジュール、今年もプチ家出状態が続くので
体力は蓄えておかないといけません。

そういえば・・・
今週の日曜からはまた秋田へ研修に行くのですが、昨年は大失敗をしました。
まだこのエッセイでも紹介しておりませんので簡単に披露いたしましょう。

その研修施設には宿泊棟もあり、当然私もそこへ泊まります。
ところが何を勘違いしたのか、(ビジネスホテルに泊まる習性かな)
私は石鹸・タオルなどの洗面具は一切持参しなかったのです。
講師の部屋は一人部屋でテレビまで付いておりました。
が、風呂(中浴場)へ行こうにもタオル一枚ありませんので、
どうしようかな?と思案した挙句、取り敢えず風呂を覘いてみました。

受講生が一人でポチャンと入っておりました。
「おっ、気持ちよさそうですね!」
等と言いながら、素早く辺りの様子を探ります。
幸い、石鹸とシャンプーが存在する事が判明しました。
これなら何とかなるぞ・・・要はタオルだけだな、
そう思って講師用の部屋に戻り、隅から隅まで探し回ったのです。

発見!私にツキがありました。
天が私に味方をしてくれたのでしょうか、15センチ四方のミニハンドタオル、
薄いレモン色のそれが一枚だけありました。
きっと台拭きですよね・・・誰が見てもそうですよね。
でもしっかり広げれば、大事な前の部分くらいは隠せるでしょう。
(私にしてみれば、まさにこれがタオルなのです)

今がチャンスだ、風呂に入っているのは一人だけだし、
このミニのハンドタオルを、いや台拭きを、さも持参したタオルのように・・・
見立てて(いやあ、色がピンクじゃなくてホント良かった)、
速攻で脱いで入れば、きっと誰にも分からないだろう。

決断から行動までが早いのは、遺伝です。
大事なのは、動揺を隠すための鼻歌による演出と、常に台拭きを動かして
・・・クルクル回したり、パタパタしたりして・・・、
その正確な大きさを誰にも悟られないことですね。
(ここで私の元役者魂が弾けました。)

取り敢えず豪快な振りをして、あまり前も隠さずに堂々と風呂に入ること。
浴場では、台拭きをなるべく人の目線が届きにくい場所に配置すること。
風呂から上がるときは、脱衣所に誰もいないことを確認してさっと上がること。
まあポイントはこれくらいでしょうかね。
更に言うなら、
「先生、それ台拭きじゃないですか?」
等と言われようものなら、死んだ振りをすること。
(これは嘘です)

いやあ、あんなにドキドキしながら風呂に入ったのは、
中学の修学旅行以来でした。

今年は絶対忘れないように持参しますから。

<井手の割り込み>
先ほど石川から偲ぶ会終了の報告。
私が気になるのは、【FUNET追悼文】の評判。
何とこれが実に素晴らしい・・・らしい。
遺族のみならず、参列者からも大変な評価だとか。
しかもやはり帝国ホテル、その印刷のセンスも抜群とのこと。
早速、明日拝見しようと思っています。
詳細については、また石川から報告があるでしょう。
(きっと写真入で)

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年06月27日 11:14

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