ＭＣプロデュース

人生は一本の道である、というものを表現出来たのではないかと思っている。
“さて、チェックも兼ねて聴いてみよう”
（加藤さんごめんなさい。自分の方から先に聴いちゃいました。）



フムフム、なかなか荘厳な出だしじゃわい。
メロディーの想定シーンも悪くないわ・・・
最後のリズムに乗ったテナーサックスの“未来への扉”なんて
ノリノリで（ノリノリはカット？）最高じゃん！
な～んて、サンマちゃんのごとく自画自賛。
でも初ＣＤにしちゃぁ、まずまずいい感じの出来映えだわ。
（でかしたぞ、京子！）

ただ、私の方は割と一曲一曲、曲想が違うことと、
音がシンセオーケストラときてるから、場所や宗派等、
もしかしたら選ぶことになるかも知れない。
それに比べ、加藤さんのはオーソドックスなピアノソロで、
グッと抑揚を押さえたゆったりとした演奏をされているので
１０曲で一つの世界を表現されているように感じた。
なるほど仏葬などにも対応出来る曲作りである。
それは、現場を熟知されているからこそ、よく雰囲気をつかんでの事であろう。

先日、現場で私の曲を使用した司会の石川元さんが、［京子ワールド］と呼び、
「とっても評判がよかったわよ～」と言って下さり、ホッと胸をなで下ろした。

それにしても、１０年のブランクを経て・・・
４３才になる私にとっては、思いもよらない依頼であった。
ここ数年、音楽の道に戻ることなど考えもしないできたが、
これを機にまた新鮮な世界で音と僅かなりとも繋がっていくのは、
一つの選択肢かも知れない、と感じさせてくれた出来事であった。

最後に、製作・販売してくださる綜合ユニコムさんと、
製作協力のオフィースアントさんには、心から感謝申し上げたい。