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2005年08月09日
無宗教葬の司会を担当させていただきました。
(トントン)・・・「失礼いたします」 ご遺族様控え室のドアを開けると、 故人の奥様と息子さん2人が正座をして迎えてくれた。 普通だとドアがノックされてからドアが開くまでの間に、 崩していた足や姿勢を正す場合が多いと思うのですが、 空気が動いた気配が全くない。 見るからに品のいいご遺族だ。 打ち合わせをしていても落ち着いた物腰・丁寧な受け答え・気配りも忘れない。 静か・・・なご遺族。 こんな状況の中でも取り乱す様子も無く、行儀のいい育ちの良さを感じた。
略歴ナレーションを見て頂いたが、 ニュアンスの違うところのチェックには、余念が無い。 話を聞いていると愛する大黒柱を失った・・・大切な人だった、 と言う気持ちがひしひしと伝わってくる。 平静さを保っているが、悲しみの気持ちは深い。 多くを語らないが、このご遺族様がイメージしているお式に 少しでも近づけたいと切に思った。 一言で言えば、品格のあるお式だと思う。 打ち合わせの最後に 「略歴ナレーション、大変いい構成だと思います。 素敵な文章ですね。宜しくお願いします。」 と言って下さった。 今回ももちろん【FUNET】文章作成システムで作ったナレーションだ。 「短時間作成・質が高い・安い」(はい、三拍子!) (他に付随するサービスを含めれば安いでしょ~料金の事よ)
さてお式も厳粛に進められた。 ご遺族3人で決められたと言う無宗教葬。 お式が終わってから、参列者の一人に 「これは、何と言うお式ですか?」と聞かれたので、 「無宗教葬と申します」と答えると 「大変素敵なお式でした。どの葬儀屋さんでも受けて下さるのですか?」 と聞かれたので、 「ご要望があれば、どこでも引き受けてくれるはずです。 菩提寺様がおありならば、お寺様ともご相談が必要だとは思いますが・・」 とディレクター試験の説明実演のような解答をした。 (ここの葬儀社様をお勧めすることも忘れなかったが・・・)
多くなってきた無宗教葬だが、まだまだこういった形式の葬儀を 知らない方も結構いらっしゃるんだな・・・と思った。 まだ余り取り扱ってない葬儀社様もこれからは、準備が必要でしょうね。 【FUNET】の会員になれば、 無宗教葬の進行文言も網羅されていますので、安心ですよ。
さて今回の目玉は、3人の弔辞がそれぞれ長かった事でしょうか。 お陰で、その後の私の弔電の拝読は、超特急だ。 こんな時に限ってオリジナルの文章ばかりで、おまけにお手紙まで・・・。 か・ま・お・ち!いやいや縁起でも無い。 何とか間に合ったようです。(良かった) 焦る私に担当者の一言「大丈夫ですよ」と・・・。 私は、いつもこの言葉に助けられる。 なんていい言葉なのだろう!!
故人のご冥福をお祈りいたします。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年08月09日 00:14
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