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2005年08月06日

祖父の満中忌と連載の取材 (工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先週末は、兵庫県北部に帰りました。
祖父の満中忌と、連載の取材のためです。
かなり田舎の地域です。



キハ40系です。
1976年に登場したこの車両は、
ド田舎の象徴です。
日本で最も古いJR旅客車ではないでしょうか。
(確かではありませんが…)

そのキハ40系が走っている地域です。


① 祖父の満中忌

本当は、満中忌には少し早いのですが、
四九日はお盆と重なるため、
お寺さんの営業に支障がでるということです。
まったく、お寺さんよ…。

さて、お坊さんの読経が始まりだし、
我々遺族親戚もお経を小声で読んでいました。
その時、従兄弟の子供が突然「おしっこ。」と。
一瞬、場が静まり返る…。。
すぐにお母さんがトイレに急いで連れ込んだので、
その場は、何事もなかったように一件落着。
しかし…、その子供が戻ってしばらくしてから、
今度は「うんこ。うんこ。」と連呼しました。
これには、誰もが肩を震わせました。でも場の雰囲気が雰囲気ですから…。
それにしても、どうして日本人は「うんこ」の響きに弱いのでしょう。
お坊さんだけ、平然とお経を読んでいました。
お坊さん、強し。

和やかな満中忌、これもまた良しです。

そうそう、納骨は満中忌に行うものだとばかり思っていました。
でも、今回、納骨しませんでした。少し肩透かしをくらった感じです。
坊さんが言うには、「納骨は、いつでも良い」と。
本当にそうなのですか?(もしや、これも坊さんの都合?)


② 連載の取材

取材にも行ってきました。
来月号のFB誌を見ていただければわかると思いますが、
兵庫県北部の新進気鋭の葬儀社さんです。
社長さんは男前で、会社は勢いがあり、ITも盛況。
良い連載に必要な、3点揃い踏みです。

加えて、ざっくばらんに喋ってくれて、
資料も気前良く渡してくれるので、
助かりました。関西人最高です。

編集部の都合により3日で書けと言われて、
これは地獄絵図を見るなと思っていましたが、
これまたスムーズに筆が進み、心地よく校了しました。
(それでも前日は徹夜でしたが。)
今回は、お役たち情報も必見です。(たぶん)

ちなみに、取材先の地域も村の力が強いようですね。
田舎ほど、人の結びつきが強い。
葬儀も個人のためというより、地域社会のためが強いのでしょうか。
まあ、人の死は遺族だけのものでは無いですが。
でも、お金払うのは遺族ですからねぇ…。
サービスはサービスでも、
お金を払う人のみに目を向けていれば良い訳ではない点が、
田舎と都会の葬儀の違いの一つかもしれません。


そんなことも考えながらの帰りの電車。
特急電車が事故で30分遅れ。
1時間に1本の列車が30分遅れてどうなるのでしょうか。
(30分早いとも言える(笑)。)
そんなことにも動じない、田舎、強しです。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年08月06日 00:17

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