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2005年09月24日
結婚ご披露宴で新郎新婦の中座中などに、 お二人の写真を集めたビデオアルバムを上映することがあります。 これは、お二人の生まれたときから現在までの、 思い出の写真を綴ったものです。 個人的には、とても微笑ましい演出のひとつだと思っています。 家族や親戚から懐かしむ声があがったり、友人から歓声があがったり・・・ 会場の雰囲気も盛り上がります。 私は以前から、このビデオアルバムの「声の仕事」に興味を持っていました。
話は変わりますが、ここ何年かで、銭湯があちこちに出来てますよね。 スポーツクラブで広いお風呂に入り慣れている私たち夫婦は、 殆ど自宅のお風呂は使っていません。 お陰で水道代は一人暮らし並みです。 平日はスポーツクラブのお風呂。 休みの日、時間があるときは、よく銭湯へ行きます。 銭湯にはサウナもあり、たいていテレビもついているんです。 そこで見知らぬオバ様がテレビに映ったキャスターや芸能人を見て 「うわぁこの人年取ったね~顔なんかシワシワじゃない!まだTV出てるんだ」 と言っているのを、たまに耳にします。 余計なお世話じゃない~・・・でも・・・確かに!!! ふと冷静に考えると、私も将来 「うわぁこのおばさん。まだ現役司会なんだぁ!!!」 なんて言われちゃうかも・・・と思ったのがキッカケ。 声のみの仕事を今のうちから探しておく必要を痛く感じました。
そんな思いが通じてか、現在お世話になっているホテルのビデオアルバムに、 2年半程前から声の出演をさせていただいています。 しかし、思うとやるでは大違い。 それはもう大変です。 声のみの出演という経験は殆どなかった私は、 それまで特に意識をしたことはなかったのですが、 私がしてきた司会業はブライダルにしてもその他の司会にしても、 人前に出てマイクを持ってきました。 すなわち、声のみではなく表情を変えたり身振り手振りで伝えたり、 服装等によってもずいぶん印象が変わっていたと思います。 そのトータルで司会をしていたということです。 これが、声のみ。 表現力のみの勝負となると、それはそれはパワーがいるんです。 いまさらながら、声の表現力のみで伝えたいことを伝える、 その難しさを痛感しています。
でも、これって葬儀には通じる事なのかもしれませんね・・・。 選挙あとのイガイガ咽で、今日もビデオアルバム収録、行ってきます(^^)/
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年09月24日 22:45
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