ＭＣプロデュース

愛すべきアホな息子は、どうやら大人になれば誰でも結婚するものだ
と思っているらしく、自分は誰と結婚しようかなと思ったらしいのだ。
（結婚とは自分が一番好きな人とするものだと理解している）
そこで大好きな・・・そう本当に一番大好きな私と結婚したいと思ったけれど、
既に私と結婚している家内は邪魔者らしい。
そこで何とかお母さんを他の人と結婚させたがっているのが面白い。
彼には、男同士の結婚に?マークがつかないらしいのだ。（アホか）

この日・・・
家庭の中に恐ろしいくらいの緊張感が張り詰めたのは言うまでもない。
どうすんだ、馬鹿息子!
（俺殺されるかと思ったぜ）

そして昨日から小学校が始まった。
２日目の今日（９月２日）からは運動会の練習で体育の授業があったのだが・・・。
また一つ面白いことをしでかした。

息子はとても汗っかきで、特に臀部にはよく汗を掻く。
パンツがピタリと張り付いてしまうこともしばしばで、
そのことをとても嫌がるのだ。（さぞや不快なのだろう・・・理解できる）
夏休みの間は、自宅では半ズボンを脱いで、パンツ１枚でウロウロしていた。
臀部にパンツが張り付いて、更にズボンが張り付いてでは
汗疹（あせも）が出来るし・・・まあ夏休みの間は仕方ないなあと思っていた。

・・・油断していた。

学校から帰宅すると、先生からの連絡帳にこう書いてある。
[保健室のパンツを使いましたので、明日新品のパンツをご持参ください。]
やっちゃった・・・さてはお漏らしをしたかな?
と思うのが当然であろう。
だが息子に聞くとまったく違うのだ。

体育の授業になってクラスの皆が一斉に体育着に着替え始めた。
いざその時になって・・・[今日パンツを穿いてない]ことに気付いたらしい。
死に物狂いでモジモジした挙句、泣きそうな声で
「先生、僕パンツ穿いてない」と訴えたらしいのだ。
先生は先生で「パンツ穿き忘れてきたの?」と驚いたそうだ。
そりゃそうだろう、親でも驚くよ。
いくら一年生でも穿き忘れるわけはないのだが、事情を知らないだけに
よっぽど[おっちょこちょい]と思われたに違いない。
というわけで、保健室でパンツを拝借した次第。（爆笑）

いくら暑くて汗っかきだからって、学校にはパンツ１枚では行けない。
そこで息子が密かに考え出したのが、
パンツを脱いで半ズボンだけで涼しげに登校するということだったのだ。

偉い!
天才である。
実行力がある。
決断力も備わっている。

但し、数時間先を読む力もない。（残念）
（クラスの子に一生言われるぞ）