« 1泊2日の司会講習 (井手 一男) | メイン | いざ関西!その4(工場長) »

2005年10月26日

接遇研修会(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

台風の影響なのか秋雨が多いこの頃、
今年の秋の出張は台風の影響を受けるのか・・・。
我が家でもすっかり「台風女」と呼ばれている。
しかし私は、嵐が吹こうが、槍が降ろうが、疲れていようが、熱があろうが、
電車や飛行機さえ動いていれば全国どこへでも伺うつもり。
そして今回は、山陰地方へ行ってきました。

初めて伺う葬儀社様での接遇研修会である。
接遇の基本スキル+セレモニーの接遇スキル強化の研修会だった。
午前中は、このような研修会を受けるのは初めての方も含めて、
仕事の基本マナーから葬儀スタッフとしての心構えを中心に。
午後は、現場の実践的コミュニケーションスキルと、
実際の葬祭ホールをつかった接遇スキルのトレーニングだった。

午前の基本マナーは、一般的には学校を出て新入社員になったときに受けるものだが、
多くの葬儀社のスタッフの方はあまり受けたことが無いように感じる。
しかし社会に出て仕事をしていれば、分かりそうな内容だけに
なかなか改めて受けることが無いのが実情である。
誰でも出来れば社会に出たその時に、
周りの人との上手な会社のマナーを身につけて欲しい。
そうでないと色々な意味で随分と遠回りをすることにもなりかねる。

さて、初めての葬儀社様での研修会は・・・
一日研修会で正味6時間ほどの限られた時間の中で、
葬儀社としての目的、日頃の仕事の進み具合や問題点の中から、
今回の研修会は何処にポイントを置くのかを定めることはとても大事である。
前日に社長さんと細かい打ち合わせや、会社のコンセプトなどを伺った。

 

実際の現場は、若い社員の方とパートのレディさんたちが、
日々連携を取りながら積極的に仕事をなさっているようだ。
しかし忙しい日々の仕事の中で自分流の言葉や動きをしているということ。
確かによくしゃべってよく動けるが、惜しいコトに自己流が多い。
そこで研修会の中心は、これをまとめて行くことにした。

言葉(セリフ)を決めて、それに動きをつけて、実際にやってみて、
全員が出来るまで繰り返して・・・の細かい作業だ。
これから育って行かなければならない若い社員の方も積極的に頑張っている。
研修会の感想も、自分に前向きな言葉が多く、
これからもサポートをさせていただきながらその成長を見守りたいと思っている。
皆さんお疲れ様でした!

追伸1:
葬儀スタッフに、元体操選手の方がいらした。
スリムなボディに背筋がピシッとまっすぐなのは、
ホールの中での接遇を見ていてもとっても気持ちがよかった。
そういえば愛媛の研修会には、音大声楽家中退の男性スタッフがいらした。
その男性は接遇の物腰がとても柔らかくて、とてもダンディな方だった。
葬儀の世界にもどんどんと、そのような感性に溢れた人材が入ってきている。
すでに日本の「葬儀屋さん」という仕事には、暗さや後ろ向きな響きは無いに等しい。
優秀な人材もどんどん増えて行くと私は確信している。



追伸2:
以前山陰に行ったときには気付かなかったが、空港で「ゴリラの鼻くそ」を見つけた。
この名前ってスゴイと思う。
私的には大好き!
早速買って食べた。
甘納豆だった。
通販でも売っているので、又買って友人に配ろうっと。
結構美味しくてすごく気に入った!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年10月26日 16:24

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/161

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.