ＭＣプロデュース

式が終わると、愛の鐘を鳴らすと同時に花火が打ち上げられます。
フラワーシャワーの中、階段を降りて来る新郎・新婦。
ナイトウエディングなので、イルミネーションも素敵でしょ？
ディズニーランドみたい～と、喜んで写真撮影が始まりますが、
なにせ寒い寒い・・・・。
おばさんは、一足早く会場へ猛ダッシュ。

　

さぁて～～結び良ければ、すべて良し？！
仕事納めじゃ～頑張りまっせ！！
仕事納めに相応しく、自衛隊員の新郎と幼稚園教諭の新婦です。
「（あっちゃ～）」
余興の長いベスト２のカップルだ。
職業を聞いた瞬間、凍りつきます。

皆さんは、自衛隊員恒例のファッションショー（余興）見たことありますか？
絶妙なおしゃべりに合わせ、プロモデルさながらのウォーキングをして
隊員達が次々と現れてくるのです。
常装・第１儀礼服・第２儀礼服・通常礼服・作業服装・甲武装・簡易服・
外とう・雨衣とおまけにそれぞれに夏服・冬服と・・・いったい何着ある訳？
（相変わらず長いですな・・・）
ブライダル司会初心者の時、この余興にまんまとやられて、
大幅に時間を押し大目玉を食らった苦い思い出がある。
しかしながら、参列者にとっては、なかなかお目にかかることの出来ない
制服の数々・・それはそれは盛り上がる。
（私だって何回見ても面白い）
最高～～～っ！！
この余興、１５分也　（―_―）!!

変わって幼稚園の先生ならではの
「黒いうさぎと白いうさぎ」（余興）見たことありますか？
新郎が黒いうさぎで、新婦が白いうさぎです。
絵本のページをめくりながら、可愛いストーリーが展開されていくのですが、
途中、架空のストーリーと同じ事を新郎・新婦にも強いられ
キスシーンも設けられています。
常に子供に読み聞かせをしている先生の声は、可愛いわ～。
ブラボ～～っ！！
あっという間にこの余興、１０分也。
では、「最後にハンドベルの演奏をプレゼント」だとぉ～　＋５分也。
「きいよし～このよ～る、ほ～しが、ひ～かり～」
クリスマスバージョン・・許そう（とほほ・・）（^_^メ）

ねっ！この２組で３０分也。
予想より時間オーバーだが、料理も遅れている様子。
キャプテンと相談しのんびり進めましょ。



さて、今年も多種多様の司会を担当させて頂きました。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
では、これにてお仕事終了～～！！
（^_-）-☆　お疲れ様でした。




＜井手の割り込み＞
実は石川は、29日・30日と音楽葬の司会が入りました。（残念でしたね）
ですから仕事納めは、現時点では30日ということになります。
それも、現時点では・・・ですね。

実は私も昔、大晦日の出棺を2本終えて帰宅し、
「あー今年も最後までよく働いたなあー、俺は偉いなあ・・・」
等と言いながら、寝転がって「行く年来る年」を観ていたら電話が掛かり、
元旦の10時から搬送・受注したことがありました。（人材の頃です）
正月の道はガラガラだし、新春の空気は清々しいし、
皆が休んでいる時に働くのは何故か快感でした。
こういう経験は滅多にできない・・・そういうワクワク感がありました。
（暇だったんですねえ）

ただ遺族が可哀相で、本当に心からお悔やみ申し上げました。
ところが遺族側でも、元旦に葬儀を依頼したら若い兄ちゃんが来たというので、
とても気を使ってくださり恐縮した覚えがございます。
（私なんか、好きでやってることですからね）
当時の人材派遣は、葬儀社の社員のフォローがメインの仕事ですから、
社員が休みを取る時には、人材の出番だったのです。
（社員の方が楽じゃないか・・・とさえ言われていました）

年末のご葬儀は、地方の親戚が大変な思いをするか、
あるいは物理的に往復することが不可能なケースもあるようです。
今回のご親戚もどうやら関西の方らしくて、出席は難しいとのこと。
何とも痛ましい話です。

人の死は、いつ何時訪れるかわかりません。
全国で正月に亡くなる方がどれだけいらっしゃるのか。
そしてそのフォローで働く葬儀社のスタッフがどれだけ存在するのか。
物理的な死という観点から見れば、元旦も365分の1なのです。
葬祭業界は究極のサービス業ですからね、休みはありません。

石川には、最後の最後まで頑張っていただきましょう！
（宜しくね、きっと神様も仏様も見てくれてます）