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2005年12月23日

新装オープン (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

この会場は、つい先日ハイテク照明機能を備え生まれ変わった。
多くのブライダル会場の照明は、スタッフが手動で新郎・新婦を追っている。
しかしこの会場の照明操作盤には、入場・ケーキ・花束等・・・
多くの文字盤スイッチが並んでおり自動で照明が動いてくれるのです。
(逆に言えば、決められた場所にキャプテンが新郎・新婦を誘導しているのだ)
スタッフは、ずいぶん楽になった事でしょう。
葬儀の場合は遺影やお骨をライトアップしていますが、
動きがない分、照明は楽ですよね。
最新の照明設備により近代的な明るい会場に人気が集まっているようです。





今回はピンク系で統一され、ラブボーン(風船)を浮かせる事により
可愛いイメージにコーディネートされました。
ラブボーンは、再入場の時に新郎新婦が各卓を回り開いていくのです。
物凄い音と共に小さい風船がハラハラと落ちてきて、子供たちは大喜び。
定番のキャンドルサービスに代わる演出の一つです。





この可愛いぬいぐるみ達は、祝電です。
ぬいぐるみが持っている筒の中に、それぞれの電文が
ロール状に丸められて入っているのです。
安定が悪く立たせるのが困難なキティー人形。(司会者泣かせよ)

さて、このハイテクな照明を司会席にスポットを絞り
スタッフに写真を撮ってもらいました。
照明のお陰でシワがとんでるんじゃない???(ほほほ・・)
(-。-)y-゜゜゜(*_*) (>_<) (T_T) \(◎o◎)/! <`ヘ´> (@_@;)



※ 注意「データを圧縮しているため、実物より画質が劣化しています」
・・・と書くように脅されました。(By 井手・・・とほほ。)


そして、この日は主人も顧問先の社長の披露宴に招かれており、
主賓の挨拶をすると1週間前から大変な騒ぎでした。
「いいよ。聞いてあげる。読んでみて!」
と偉そうに私が言うと、嬉しそうに主人のリハーサルが始まった。
(途中で)「はい。ストップ!スト~ップ!ちょっとその原稿読ませて。」
・・・・・・・・・・。(興味深い内容だが、聞いていられない)
「ん~これ読まないで原稿をコピーして手渡した方が、よっぽど皆感動するよ」
(文才はあるが、読みが下手すぎる。)
「そんなに読み方が下手か?」としょぼくれる主人。
「すごい癖があるよ。句読点の前の語尾がすべて飛び上がっているので、
その音ばかりが耳に残る。間も取れていないし・・・堅い原稿内容なのに
気持ちが上の方で右往左往している。別キャラが顔を出しそうよ」
(井手講師の司会の研修会に参加したら、格好の餌食だわ)

主人は、仕事や自分の得意な分野に関しては厳しい人だが、
苦手な分野に関してはとても謙虚で努力をする人だ。
それから永遠に読みの練習を辞めなかった。
私も真剣に付き合ったが、癖をすぐに直すのは難しい。
娘がたまりかねて
「いいの。明生君(主人の事をこう呼ぶ)はプロじゃないんだから」
と・・・。(いい加減うるさく思ったのか?娘はいつも主人の見方だ)
「まぁ、そうだわね。」
そのあとも練習していたが、本番は緊張し本来の癖が出た事でしょう。

主人は税理士なので、しゃべる仕事とは無関係・・・(でもないのです)
最近は、3時間ほどの公演を頼まれ人前で説明しているとか。
「あ~私がレッスンをしてあげましょう」
「プロから習うと$高いよ」と言うとあっさり
「いいよ」だって!(調子狂うわ)
鬼嫁と思うかも知れませんが、私がちょっと税金の事を聞くと主人だって
「プロに聞くとお金とるぞ」と面倒臭がるのよ~。
(どっちもどっちでしょ)

冗談はさておき、しゃべりの上手い人は三文の徳。
斯く言う私も主人には偉そうな事を言いますが、
もっと勉強しなくてはなりません。
それこそ、プロなんだからね!!(+o+)

<井手の割り込み>
少し余裕が出てきたので、また毎日のように割り込もうかと思っています。
実は、FUNETの会員さんよりも、誰よりも、
一番多くFUNETを活用しているのが石川です。
まあ現場で石川が歩いていると、FUNETが服を着て、化粧をして
マイクを持って歩いているようなもので・・・
しかも無料で使い放題で、あえて言うなら無料どころか
ギャラというお金まで取っていきます。(くーっ)
さらには、
「19××年の追悼文の原稿が余り充実してないんじゃなーい?」
とか、(語尾延ばすな馬鹿たれ)
「もっと良い司会言葉ないのかなあ、素敵なフレーズ何か追加しといてー」
とか、(語尾延ばすな馬鹿たれ)
「発声練習は短めにしときました、後は井手講師に任せまーす」
とか、(それは延ばせよ馬鹿たれ)・・・お約束でした(笑)

一方対照的なのが橘で、まったくFUNETに見向きもしません。
(これはこれで寂しい)
その場で原稿を書くのが得意だし、自分のボキャブラリーが豊富なのです。
普段話しているときは、あまり感じないのですが、マイクを持つと変わります。
ボキャブラリーが豊富なのは、レコーディング経験から来るものでしょう。
(いろんなライターの原稿を読みますからね)
それでもFUNETの音声ライブラリの録りの時は、
珠玉の言葉の数々に唸ってました。(自分で言うか、俺も馬鹿だわ)
「井手ちゃん、これ(FUNETのことです)結構いいねえ!」
「うちのパスワードがあるんだから、使えよ」
「どうやって使うの?」
「ふむふむ、かくかくしかじか(と説明してやらせてみると)・・・」
「やっぱ・・・書く方が早いわ」
・・・ガーン!(揺れてください)
読み3分から5分のナレーション(普通に作成したら数時間かかる)が
1分もあれば作成できるシステムなんですが、
橘は、パソコンの実力に問題があったのです。
「確かにあなたのタイピングは・・・書くより遅いわ。」
いちいち文字探してたら、いらいらするでしょ、見てるこっちまでが。

人にはそれぞれ、才能が振り分けられているのでしょうか?
・・・ならば私は、罪な人間です。(ダッハハハ)
今日はおしまい。

舌の根も乾かないうちに、前言を撤回するようで申し訳ないのですが、
もう一つだけ。
今日から家族でハトヤに行ってきます。
2歳と6歳が騒いでも許されるホテルと指定したら、
ハトヤとなったらしいです。(家内がガックリきてました)
「伊東に行くなら、ハトヤ・・・4120 4120 ハトヤに決めた 電話はよい風呂」
(歌ってください)
子供たちは喜んでいますが、私は仕事より疲れそうです。
頑張って休みます。
またレポートいたしましょう。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年12月23日 11:03

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