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2006年01月14日
最近、「WEB2.0」という言葉をよく耳にするようになりました。 WEBとは「World Wide Web(WWW)」の別名で、 ホームページを構成する仕組みのことです。 (ホームページアドレスのhttp://www…のwwwがこのことです。) そのバージョン2.0ということです。 アメリカのTim O'reilly氏が関連する論文で提唱したのをキッカケに、 近未来のインターネットサービスの方向性を議論する礎となっているのが、 WEB2.0ようです。 FUNETというインターネットサービスに携わっている工場長としては、 WEB2.0は少なからず気になっております。 (弊社のホームページはサービスではないので、 特にWEB2.0へ対応する必要はなさそうです。あしからず。)
いくつかのホームページでも紹介されていますが、 そのWEB2.0というものの構成要素を書きながら、 FUNETの現状と合わせて見ていきたいと思います。
1.パッケージソフトではなく、WEBで提供されるサービスであること。 …FUNETは、まさにそうですね。
2.データベースがあり、そこにデータを提供できること。 また、ユーザ数の拡大に応じてデータの価値が増すような仕組み。 …これは、微妙なところです。FUNETは、ナレーションや追悼文作成のために、 膨大な文章データを格納していますが、一方で、ユーザからのデータを提供して もらうような仕組みはありません。△といったところでしょうか…
3.ユーザの無意識な参加を促し、ユーザを信頼し、 フィードバックを開発に反映させていること。 …これは、【amazon】のレビュー機能のようなものでしょうか。 システムの開発に関して、ユーザからの声には敏感に対応するようにしています。
4.ユーザ全体から得る情報をデータベース化し、活用していること。 …2と似たような観点ですが、ユーザからの情報を得る仕組みとしては、 FUNETは未対応です。掲示板の集合体である【2ちゃんねる】等は、 まさにこれそのものだと思います。
5.PC、ケータイ等の複数メディアでサービスを提供していること。 …今は、PCメインのサービス提供です。
6.リッチで軽いLAMP等のオープンソースを多用し、 再利用されやすい形式でサービスを提供していること。 …FUNETは主にLAMPを活用したサービスなので、これは○ですね。
うーーーん!! ○2つ、△2つ、未対応2つと言ったところでしょうか。 通知表で言うと、「がんばりましょう」と言ったところですね。 これからの励みになりますわ…。
上記1~6で、工場長が特に気になる点は、やはり2や4あたりです。 最近こういった【情報共有型サービス】が増えています。 去年の3月に、フューネラルビジネス誌の連載で扱った、 情報共有ツールの最大手「サイボウズ」の株価の上昇を見ても、 現在注目が高いサービスであることもわかります。 (下世話ですが、株価参考)
インターネットでの、情報共有型の代表的なサービスとしては、 「mixi」や「gree」といったコミュニティサービスでしょうか。 あとは、去年最も流行した「ブログ」も、その一つと言えるかもしれません。
工場長、がんばりますわ。
さて、最後になりましたがFUNETの更新情報を。 DVDご案内ページにて、3分で簡単に作成できるDVD映像を紹介しております。 是非ご覧ください。 また、1月末には、年初の大きなシステム【パネル作成システム(仮題)】をアップさせる予定です。 ご期待ください。
<井手の割り込み> そうですねえ・・・FUNETの中でも掲示板のような 情報共有のページの是非を検討してはいるのですが、まだ結論には至りません。 まあいろいろと問題もあるのです。
それから一般に公開している写真スライドショー・(加藤家)バージョンの他に、 会員向けの特別リンクでは、私の青春編バージョンがご覧になれます。 (肖像権等の問題でオープンには出来かねる映像ですのでお許しを)
さて、IT用語は中国語にすると、意外と分かりやすいから不思議。 カタカナ文字がないということは、逆にとても便利のような気がしますよ。
Eメールは「電子郵件」、クリックは「単撃」、ダブル・クリックは「双撃」、 パソコンは「個人電脳」、ノートパソコンは「筆記本電脳」マウスは「鼠標」、 ディスプレイは「顕示器」、キーボードは「鍵盤」、インターネットは「国際互連網」 コンピュータ・ウイルスは「電脳病毒」または「計算机病毒」、 ハッカーは「闖入者」、ウィンドウズ98は「視窓98」、 ホームページは「主頁」で、2000年問題が「千年虫」だって。 こうして並べてみると、年配の方には、漢字表記の方が分かりやすいかも。
それから各国のインターネット普及率。 1位.セントクリストファー・ネイビス(って何処よ?)…86.96%(カリブ海上の国) 2位.ニュージーランド…81.95%(オールブラックスの踊りと牧畜の国だあ) 3位.アイスランド…77.00%(氷と火の島のキャッチフレーズ、氷河・火山・温泉の国) 4位.マルタ…76.01%(十字軍騎士団の生き残りが滞在し、興した国で地中海の島国) 5位.スウェーデン…75.46%(社会保障充実の福祉国家、ヴァイキング、森と湖) 6位.デンマーク…70.00%(福祉先進国、おとぎの国) 7位.スイス…65.85%(武装永世中立国、国土の6割がアルプス、口笛はなぜ・・・) 8位.大韓民国…65.68%(朝鮮語読みでテハンミングック、焼肉・キムチ大好物です) 9位.オーストラリア…65.28%(羊毛・牛肉・小麦、平均睡眠時間9時間どすえ) 10位.イギリス…63.27%(ベッカム・・・これだけかよ) 以下省略して、アメリカが13位(62.28%)、日本が16位(58.69%)だって。 何か島国ほど、そして社会保障が充実している国ほど普及率が高い気がするなあ。 日本ガンバレ!(取りあえずアメリカを抜け)
宣伝です。 左のメニューから、「最新情報」をご覧ください。 FUNET体験コーナーや、スライドショーのサンプル映像を用意しています。
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年01月14日 16:51
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