« 葬祭ホール オープン直前研修会がありました(加藤直美) | メイン | 呼吸  (井手 一男) »

2006年02月09日

昼飯にうどんを食べたというエッセイ (工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

パネルシステムの制作に目処がたった先日、
社長に連れられて昼飯にうどん屋に赴きました。
「まるい」という所で、狭山近辺では美味しいと評判の店らしいです。
加藤さんも新曲CDの打ち合わせで事務所に来ていたので、
共に社長の車に運ばれながら、いざ「まるい」へ向かいました。

うどんのルーツは、空海(弘法大師)が唐からその製法を持ち帰り、
貧しい民を救った…。
という伝説が讃岐にあるようですが、
もともと奈良時代(700年頃)に発達した唐菓子の、
こんとん(混沌:小麦粉をこねて団子状にし、中にあんを入れて煮たもの)や、
索餅(小麦粉と米の粉を練り、それを縄のような形にねじった食べ物)が、
うどんの根源とされるようです。さらに調べてみると、
室町時代には歴史資料の日記類に「饂飩(うんどん)」の文字が現れ、
この頃から現在と同じ製法でうどんが作られるようになったようです。
結構古い食文化なのですね、うどんは。

事務所から20分くらい車で揺られながら、
茶畑と枯れ木の風景を眺めて雑談で盛り上がっていると、
古風な萱葺き屋根の建物に到着しました。
趣きがあるねぇ。こりゃ、楽しみ。



ところが、人気店というのに駐車場が閑散としている。
様子がおかしい。
入り口に立ってみると、なんと本日休業の看板…。
「店舗改装しとるので、今日だけ休みなんです。」
近くにいた土建屋さんが教えてくれました。
なぜ…今日に限って…。

「でも、星の宮の方はやっていると思いますよ。」
この道をまっすぐ行って、ローソンの交差点曲がって、
ラブホテルの横にある城のような建物です…云々。
神の声だ。(私の日ごろの行いが良いからだ!)
実際に行ってみると、ローソンじゃなくてサンクスだったけど、
うどんが食べられそうなので感謝感謝。
派手なラブホテルのおかげで特に道に迷うこともなく、到着!



確かに、城ですな。こんな田舎に、すごい建物…。



中は、木造で落ち着いた雰囲気。いい感じ。期待持てそう。
メニューを見てみると、名物は「海老ざるうどん」のようですが、
私は海老が食べられないので、却下。
代わりに鴨肉うどんを頼みました。
(社長と加藤さんは、迷わず海老。)

 
(…海老がデカイなぁ。)

朝飯少な目にしてきましたよ。この瞬間のために。
麺にコシがあって、歯ごたえ抜群です。
鴨肉も美味い。葱も絶妙。(鴨葱とは、良く言ったものだ。)
「量が多いのよ」と、事前に聞いていたのですが、
10分で完食してしまいました。(しかも大盛り。)
あー満腹満腹。

さて、腹の芯から温まったところで、
FUNETの宣伝を少し。

2月7日、パネル作成システム(テストバージョン)をアップしました。
思い出の写真と文章で、故人様の人生を追っかけていくメモリアル商品が完成します。

サンプル作品などの紹介ページは、こちらから

文章の作成や写真のサイズ調整が全自動なので、
とてもスピーディーに11枚のA3パネルを作成できます。
「簡単」「素早く」「機能良く」の今年のFUNETの方向性に合った、
新システムになっております。

<さらに追記…>

現在、急ピッチで音声ライブラリのデータ改善を行っております。
今まで視聴までにダウンロード時間がかかっておりましたが、
その時間が短縮されます。(およそ、3分の1になります。)
明日に、対応する予定です。

また、「ナレーション作成システム」と「音声ライブラリ」の、
コラボレーション(少し前に流行った言葉ですね)を考えております。
ナレーションを作成しながら、同時にその原稿の音声(読み方)を、
参照できるような仕組みです。
ご期待ください。


<井手の割り込み>
独立行政法人 産業技術総合研究所の光技術研究部門が、
空中に浮かび上がる3次元(3D)映像の空間描画に成功した。
これは人間の両眼視差を利用したこれまでの3次元表示方法とは違って、
空中にレーザービームを放ち、実際の3次元映像を3次元空間に投影する。
次世代の広告媒体として注目を集めているらしいが、
近い将来、映像は3次元の世界へと移行するだろう。

同じような場面をかつて見たことがある。
20年前、「19 ナインティーン」という映画に出させてもらった。
山下賢章監督とは、草野球の同じチームで飲み仲間。
その縁で、ちょい役でお手伝いをさせてもらったのだ。
作詞家・・・康珍化さんの原作。
主演・・・今は中年となった少年隊。(ごめん)
ドラマの中の一場面で、確か上記のような立体映像テレビが登場するのだ。
テレビというより、未来のアルバムだったかな。(テレビという概念がない)
ルービックキューブのような立体型のアルバムをひょいと投げれば、
そこには懐かしい思い出が立体映像として展開される・・・
そんなシーンだったと思う。

その時も、将来はこうなるのかなあと思ったが、
まだ夢のような話で現実味がなかった(だってこの映画SFだから)。
科学の進歩は恐ろしい勢いですな。
すると葬儀の遺影写真も、将来は立体遺影映像になって・・・
メモリアルコーナーなんかには、小さい頃の故人とか、
青年の故人とか、中年の故人とかがミニチュア版でチョロチョロし、
まるでバック・トゥ・ザ・フューチャーだ。
未来人は、思い出の立体映像が映し出される事を恐れるでしょうな。
だって、偉い人がハナタレ小僧だったりするもんね。
でも、そのほうが親しみが持てるかも。

もう一つ。
「山手雑学」が相変わらず面白い。
カタツムリとナメクジ。
殻があるかないかの違いだが、ナメクジは進化の過程で殻が退化した。
塩をかければ縮んでしまうナメクジ。
幼い頃、ナメクジを見たら塩をかけて、よく遊んだよね。
ナメクジにしたら災難だろうけど、不思議で仕方なかった。

そこで、そのナメクジに砂糖をかけたらどうなるか?

答えは・・・【やはり縮むのです】
結局は浸透圧の関係で、ナメクジの体内の水分が外に出てしまうのだ。
そして水分を補給すれば、元のサイズに戻るのだとか。
(早く実験してみたい私です)

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年02月09日 19:43

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/27

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.