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2006年03月14日

葬儀司会研修会 in大阪 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

関西かあ、お笑いの本場だ…ウーム…私のギャグが通用するかな?
唯一の心配はそれだけ。(何でやねん)
とりあえずネタ帳だけは持参するか。(デヘヘ)
ということで、やって来ました大阪。
20名の受講者は全て女性司会者。(こりゃ凄いわ)

大阪弁が飛び交う、何とも活気溢れる司会研修会となった。
施行件数が半端ではないので、司会者それぞれの経験も豊富。
しかしそれだけに、質問・疑問の集中砲火だ。
食事中も、休息タイムの喫煙中も、ボケと突っ込みの練習中も(嘘)、
必ず誰かに、いつの間にかスルスルと忍び寄られ、
宗教儀礼や司会言葉やトラブルの実例やら僧侶への不満やら…。
出るわ、出るわのオンパレード。
大阪の女性パワーは凄いでっせ。(ほんまや)
飛んで火にいる夏の虫…状態の私。(フー)
それでも…鉄板ネタだけは流石にはずさなかったなあ。(ンー満足)

実は、前日に有馬温泉にもご招待いただいた。(お世話になりました)
会社の慰安旅行に同席と相成り、翌日そのまま大阪の研修会場へ。
この二次会の様子をみれば、研修当日すでに私が疲労困憊であったことが
…誰の目にも明らかだよね。(そりゃそうだ、盛り上がり過ぎだって)


テキストはとてもとても(2度目は弱く言う)1日で捌き切れる量ではなかった。
それでも参加者のレベルとモチベーションが高く、
当初の予想を大幅に超えて9割方完遂。
あっぱれ…喉ガラガラ…そしてクタクタ。(バタン・キュー)

大阪のご葬儀は、かなりの確立でナレーションが入るようだ。
事前に伺ってはいたが、それだけに葬儀演出系の中で司会者の役割は大きい。
当然女性司会者のニーズも高い。
確かにFUNETの会員も関西が一番多いけどね…。

研修の主目的は、ナレーションを軸とした葬儀司会の技術的なフォロー。
呼吸から様々なテクニックの活用法。
ナレーション表現に至るまでのアプローチや考え方…etc。
皆さん経験が豊富だから理解が早い。
しかも度胸が良いので、すぐに上達する人が続出。(驚きだ)
残念だったのは、やはり口調に変な癖がついている人が出遅れる。
これはいつものことだが、今回のように参加者の上達ぶりが目に付くほど
逆に癖がある人が目立ってしまい、少しかわいそうだった。
現場スタッフの経験者で司会経験ゼロの人ほど、上達が早いのはいつものこと。
宗教儀礼に対する関心度も高い。
サブ的な資料として持参したテキストが大いに役立った。
今後はお経や偈文をコツコツと覚えてくださいね。

平均年齢が高く(こりゃ失礼)、大人の集団である。
でも皆さんとっても美人。(これでプラマイゼロね)
しかも色んなキャラの司会者がいて人材豊富。(人財だよホントに)
葬儀司会に取り組む姿勢も真面目だった。
それにしても貪欲な皆さん。
前途は明るいですね。
FUNETの「音声ライブラリ」と「ナレーションシステム」を
フル活用してクオリティを上げてください。
大変お疲れ様でございました。

<おまけ>
有馬温泉…私の部屋からの眺望


疲れを癒した一人用露天風呂。


そして最後に
昨日の石川のエッセイ。
幼少から病魔と闘い続けて・・・高校を卒業し会社に勤め
・・・残念ながら若くしてその生涯を閉じた故人。
坂村真民さんの「花」という詩を贈りたい。

花には
散ったあとの
悲しみはない
ただ一途に咲いた
喜びだけが残るのだ

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年03月14日 00:13

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