これを機会に、新しいテレビに買い換えよう。
そう思って電気屋に行くと、ずらっと並ぶ液晶テレビの数々。
どうやら、すでにブラウン管テレビの時代は、終わっているようですね。
あまり高価な買い物はできないので、
小さなサイズの液晶テレビを物色していると、
液晶の中でも、「地上デジタル」に対応しているか否かで、
さらに商品が分類されています。
(アナログ地上波は、2011年で終了のようです。)
ブラウン管から液晶テレビでも値が上がるのに、
地上デジタル対応は、さらに値が張りますねぇ。
悩んだ結果、アナログ地上波のみ(地上デジタル非対応)の
液晶テレビを買いました。PC入力にも対応しているので、
アナログ地上波が終わったらパソコン用に使用する予定で。
デジタル地上波は、2010年頃には安くなっていると見込んで…。
それにしても、テレビもデジタル化の時代で複雑な時代になったものです。
ちなみに液晶テレビには「画素」という概念があるようです。
現在のアナログ地上波放送は約50万画素。
アナログ放送においては、液晶テレビにそれ以上の画素数があっても、
特に意味が無いようです。(私の買ったものは、144万画素…)
DVD映像やTVゲームは、画素の高い液晶で綺麗に映るそうですが、
画素の低いアナログ放送は、返って汚く映るそうです。
そういう情報を、購入後に知りました…。(少し失敗)
この際、地上デジタルについても軽く調べておこう。
地上デジタルでは、1つのチャンネルが13のセグメント(データ容量の
箱のようなもの)に分かれる構造になっているそうです。
ハイビジョン放送では12セグメント、
通常画質の放送では4セグメント割り当てられている。
画質が高いもの程、セグメント数が大きいですね。
ちなみに、携帯電話の最新機種で、
最近「ワンセグ携帯」という言葉が使われています。
これは地上デジタル対応の携帯電話のことですが、
携帯電話では画面が小さく低解像度でよいため、
1セグメントだけ割り当てられているということのようです。
双方向コミュニケーションの可能性として地上デジタルを考えると、
ワンセグ携帯にこそ可能性があるでしょうね。
もしくは、地上デジタル対応のパソコン。
テレビは、「受身媒体」という位置づけから抜けられないと思います。
すでに、パソコンでは「gyao」や「第2日本テレビ」を筆頭に、
昨年夏頃よりインターネット動画配信の試みが進んでいます。
地上デジタル対応のパソコン機器も増えていますし、
今年から2011年頃にかけて、テレビというコンテンツは媒体が、
どういう位置づけ、方向に進むのかは注目だと思います。
余談ですが、ラジオのデジタル活用はテレビよりも進んでいます。
「ipod」が世間に広まった時に、<ポッドキャスティング>という
インターネットを活用しての音声配信も同時に広まって、
ラジオコンテンツをダウンロードして聞けるようになっています。
地上デジタルが進めば、テレビ番組もダウンロードされるようになる時代が、
常識になってくるかもしれません。
さらに余談ですが、
韓国では、数年前からテレビコンテンツのネット配信は進んでいるそうです。
例えば、トレンディードラマをインターネットで再配信して、
オンタイムで見逃した視聴者がいてもインターネットで視聴でき、
テレビのドラマ自体の視聴率も落とさない仕組みです。
日本の場合、今もアナログ放送のテレビコンテンツはネットで配信されず、
トレンディードラマは回を追うごとに視聴率は低下する傾向にあります。
このあたり、日本でなぜテレビのネット配信ができないかというと、
著作権(テレビ局、制作会社、俳優、音楽など…)に関する問題が、
複雑だからだそうです。
<FUNETの更新情報>
FUNETのナレーションシステムに、
新機能が追加されました。
【ナレーション文作成システム】と【音声ライブラリ】の
コラボレーション(連動)です。
ナレーション文作成システムを使用の際、
音声ライブラリに格納されている文章に限り視聴ボタンを設け、
ナレーション音声が聞けるようになります。
上ボタンをクリックすると、サンプル音声を視聴できます。
現在、およそ50個のプロローグ文章に対応しております。
ナレーション文を作成しながら同時に音声を参照できますので、
葬儀ナレーション向上にお役立て頂けると思います。