もうすぐ春。親友の結婚が決まりました。
私くらいの歳になると、回りで浮いた話は少なくなるので新鮮です。
その彼女から、彼と2人新居を探し回りやっと気に入った物件を見つけたとか。
パーティ会場をこれから探すんだ。などなど、こちらもほっとする話を聞き
私まで幸せな気分になってます。（なんて単純なんだ!!!）
その彼女にブライダルの事を色々と相談され幾つかアドバイスしました。
思い返せば、平成元年に司会デビューしてから、
本当に沢山のお客様の良き日のお手伝いをさせていただいたものだ！
と、改めて感じました。
既に別れちゃった人もいるだろうけど、
子供が大きく成長したご家庭もあるんだろうなぁ・・・などなど考えていたら、
今強烈によみがえってきたご披露宴がありますのでご紹介します。
○○組の幹部の結婚式ご披露宴。
新郎側列席者の顔ぶれは、その筋の映画さながらでした。
ホテル現場支配人から、組織のナンバー2を紹介され
｢彼に筋を通しておけば大丈夫｣と言われ･･･
「何がどぉ大丈夫なのよ～」（心の声）
普段どおり普段どおり！と心がけている私に、
現場スタッフ達が色々と聞きたくない情報まで届けてくれる。
「地下駐車場は車の品評会だよ。黒塗りピカピカの外車で埋まってる！」
「衣装着るとき新郎の体中に模様が入ってたって（刺青）」･･･
新婦も負けていなくて、
色内掛けは黒に金糸銀糸の渋い刺しゅうものを選び、
美容室に出したヘアースタイルのオーダーは
「極妻（極道の妻たち）の岩下志麻で！」ですって！すご過ぎ･･･
そして、主賓の一人はあのロス事件のK.M氏でした。
K.M氏本人に会ったことある人、いらっしゃいますか？
体が大きいんですよね！髪も金髪に染めていてかなり目立ちます。
新婦の友人に「キャーキャー」騒がれ、芸能人そのもの。
記念写真を何度もせがまれていました。
まぁ披露宴の内容自体は、事前情報で妙に緊張していた私と音響のT嬢以外は
特に普段と変わりなく平凡でした。
披露宴お開き後に、わざわざ私の元に
K.M氏が挨拶に来て下さったのが妙に印象的でした。
NHKの番組で「プロジェクトX」の後に始まった番組。何でしたっけ？
各界のプロ達を紹介するものですが、そのプロ達に最後に
「プロフェッショナルとは？」と問いかけます。
その答えが結構いい味をだしていて、私的にはとても参考になります。
例えば･･･プロフェッショナルとは？
「どんな状況でも仕事を楽しむことが出来る」
「常に完璧を目指す」等々･･･
プロフェッショナルであることを常に心に留め、
その名に恥じない仕事をしていきたいですね。
まとまりない文章になりましたが、久々エッセイということでご了承ください。
＜井手の割り込み＞
随分昔の話になりますが、藤田のエッセイで思い出しました。
このロス○○事件の被害者(と言っていいのですよね)の親御さんが亡くなられ、
そのご葬儀のお手伝いをさせていただきました。(もちろんス葬祭タッフです)
被害者の女性は双子の姉妹で、そっくりの方がその場にいらして驚きました。
事件から暫く経っていましたので沈静化していましたが、
それでもテレビクルーがちらほら・・・。
いつしか忘れていた記憶が甦りました。
