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2006年04月05日

いざ新設された会館へ (工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

埼玉の北部に、Kという土地があります。
戦国時代に繁栄した深谷近辺のベットタウンですが、
そのKで、FUNETを懇意にしていただいている方の会館が新設され、
FUNETの指導を踏まえて、お伺いしました。

 

まずは、FUNETの指導がメインでしたが、
このエッセイでは、新設された会館のご案内をメインにしたいと思います。
(新設される会館は、どんな時代でも興味深いものでしょうから。)

工場地帯の土地を買い取ったそうで、敷地がとても広い。
駐車場は、100台くらい車を停められるのではないでしょうか。
(さらに、もう100台停められるように、隣の敷地も整備中だとか。)
一方で、ランドマークとなる看板が未設だったり、
新設らしいところもあります。

さて、エントランスをくぐりましょう。

 

ロビー、広いですね。
新設された会館は、幾つか回っていますが、
ここまで広いロビーは、初めてです。
メモリアルコーナーも充実できるのではないでしょうか。

映像演出のためのコーナーも、充実しています。
(新設会館では、液晶テレビは、必須の時代ですね。)
FUNETを用いた映像も、活用の幅が広くなるでしょう。

ちなみに、案内していただいていた方(現場責任者)は女性なのですが、
FUNETの「追悼文」を良く作成していただいていています。
時間のない時でも、3分で作成可能な高速版で、
出来るだけ出すようにしているとのこと。
文章表現なので、難しいこともあるとおっしゃっていましたが、
それでも継続して活用し続けたいということで、本当にありがたいです。
(一時期FB誌に連載を持っていた程の凄腕担当者です。
 FUNET改善のためのアドヴァイスもいただきました。)

さらに余談ですが、葬祭ディレクター試験の司会実技の目的に、
「的確な文章表現力」が問われています。
追悼文の方向性は、的確な文章表現を用いた故人への偲びを促進するものなので、
現在の(これからの)葬儀施行の方向性とマッチしています。
…少し宣伝(強気)気味でしょうか。

さらにさらに余談ですが、
今年の葬祭ディレクター試験は、試験項目が変更され、
「接遇」実技が入るようですね。
これは、サプライズ。(エッセイには関係ないけど)
詳細は、葬祭ディレクター技能審査のホームページを参照してください。


さて、話し戻って式場の方もチェックを。

 

造りは一般的な葬儀式場でしょうでしょうか。
最大200人程度収容できそうなスペースです。
日光の光を多分に取り入れる造りのロビーとは一線を画し、
少しライトダウンした、落ち着いた雰囲気になっています。
会葬者席とステージの段差がない点(ステージがやや高くない点)が、
一般の式場とは多少異なる点でしょうか。

ちなみに、小型カメラも設備。
ロビーでも式場内の様子を見て取れるように設計されているそうです。
また、最近サービスとして広まりつつある、式場内の様子のウェブ配信にも備えて、
会館を新設される場合は、予め設置してある方が良いでしょうね。
(後で設置すると、配線処理が大変ですし。)

続いて、遺族控え室。

 

先日の社長の「経営戦略エッセイ」にもありましたが、
遺族控え室に力を入れている会館は、増えているようです。
葬儀の日、式場内にいる時間はおよそ2時間ですが、
それ以外の時間(22時間?)を主に遺族控え室で費やすと考えると、
顧客満足を高めるためにどこに力を入れるのかは、
必然的に答えが出ますね。

雰囲気作りの小物は、相田みつを。
(相田みつをは、結構良く見ますね。
 彼女もファンの一人のようです。)

 

遺族控え室に、いわゆる安置所もあります。
式の前夜も、遺族控え室と隣接して安置所があれば、
遺族側の負担も大きく減ります。
(ご遺体を確認するのに、式場に行かなくても良いので。)
これも、最近良く見る設計ですね。

…と、午前中は、会館を丁寧に案内していただきました。
(忙しい時期じゃなくて、良かった。)

さて、FUNETの方は、和気藹々とパソコンの前で格闘していました。
優秀な現場担当者ほどパソコンをあまり使用しないという、
あまり嬉しくないジンクスあり、今回もそれを踏んでいましたので、
結構大変でした(笑)。

遺影写真用のスキャナやA3プリンタの一般パソコンへの設定から始まり、
その使い方や、実際にパネルを出したり追悼文を出したり、
FUNETを応用して記念写真を作成してみたり、
気が付けば、午後9時。(終電が…)
彼女も真剣だったので、ついつい私も時間がかかってしまいました。
(すいません。長時間お付き合いさせてしまって。)

でも、その後、以前に増してFUNETを活用いただいているようで、
お伺いした甲斐がありました。

そうそう、私が葬儀社に訪問すると起こるジンクスはもう一つあって、
私が訪問したその日か翌日に、葬儀施行が入るというものです。
そのジンクスも守られたようです。(後日、連絡がありました)

施行が入ったのが、翌日でよかった。


<ちょっとお知らせ>

FUNETは、現在大幅なバージョンアップ開発を行っております。
各システムを全体的に統合・連携し、
より簡単に早くメモリアル商品を作成できるようになります。
それによって、ナレーション、追悼文を初めとした各システムの作成時間は、
大幅に短縮されると考えています。
また、以前の作成プロセスも踏襲しておりますので、
FUNETの使い方が一変することはありません。
ご安心ください。

4月中旬を目処に、バージョンアップ予定ですので、
ご期待ください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年04月05日 00:02

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