工場地帯の土地を買い取ったそうで、敷地がとても広い。
駐車場は、100台くらい車を停められるのではないでしょうか。
(さらに、もう100台停められるように、隣の敷地も整備中だとか。)
一方で、ランドマークとなる看板が未設だったり、
新設らしいところもあります。
さて、エントランスをくぐりましょう。
ロビー、広いですね。
新設された会館は、幾つか回っていますが、
ここまで広いロビーは、初めてです。
メモリアルコーナーも充実できるのではないでしょうか。
映像演出のためのコーナーも、充実しています。
(新設会館では、液晶テレビは、必須の時代ですね。)
FUNETを用いた映像も、活用の幅が広くなるでしょう。
ちなみに、案内していただいていた方(現場責任者)は女性なのですが、
FUNETの「追悼文」を良く作成していただいていています。
時間のない時でも、3分で作成可能な高速版で、
出来るだけ出すようにしているとのこと。
文章表現なので、難しいこともあるとおっしゃっていましたが、
それでも継続して活用し続けたいということで、本当にありがたいです。
(一時期FB誌に連載を持っていた程の凄腕担当者です。
FUNET改善のためのアドヴァイスもいただきました。)
さらに余談ですが、葬祭ディレクター試験の司会実技の目的に、
「的確な文章表現力」が問われています。
追悼文の方向性は、的確な文章表現を用いた故人への偲びを促進するものなので、
現在の(これからの)葬儀施行の方向性とマッチしています。
…少し宣伝(強気)気味でしょうか。
さらにさらに余談ですが、
今年の葬祭ディレクター試験は、試験項目が変更され、
「接遇」実技が入るようですね。
これは、サプライズ。(エッセイには関係ないけど)
詳細は、葬祭ディレクター技能審査のホームページを参照してください。
さて、話し戻って式場の方もチェックを。
造りは一般的な葬儀式場でしょうでしょうか。
最大200人程度収容できそうなスペースです。
日光の光を多分に取り入れる造りのロビーとは一線を画し、
少しライトダウンした、落ち着いた雰囲気になっています。
会葬者席とステージの段差がない点(ステージがやや高くない点)が、
一般の式場とは多少異なる点でしょうか。
ちなみに、小型カメラも設備。
ロビーでも式場内の様子を見て取れるように設計されているそうです。
また、最近サービスとして広まりつつある、式場内の様子のウェブ配信にも備えて、
会館を新設される場合は、予め設置してある方が良いでしょうね。
(後で設置すると、配線処理が大変ですし。)
続いて、遺族控え室。
先日の社長の「経営戦略エッセイ」にもありましたが、
遺族控え室に力を入れている会館は、増えているようです。
葬儀の日、式場内にいる時間はおよそ2時間ですが、
それ以外の時間(22時間?)を主に遺族控え室で費やすと考えると、
顧客満足を高めるためにどこに力を入れるのかは、
必然的に答えが出ますね。
雰囲気作りの小物は、相田みつを。
(相田みつをは、結構良く見ますね。
彼女もファンの一人のようです。)
遺族控え室に、いわゆる安置所もあります。
式の前夜も、遺族控え室と隣接して安置所があれば、
遺族側の負担も大きく減ります。
(ご遺体を確認するのに、式場に行かなくても良いので。)
これも、最近良く見る設計ですね。
…と、午前中は、会館を丁寧に案内していただきました。
(忙しい時期じゃなくて、良かった。)
さて、FUNETの方は、和気藹々とパソコンの前で格闘していました。
優秀な現場担当者ほどパソコンをあまり使用しないという、
あまり嬉しくないジンクスあり、今回もそれを踏んでいましたので、
結構大変でした(笑)。
遺影写真用のスキャナやA3プリンタの一般パソコンへの設定から始まり、
その使い方や、実際にパネルを出したり追悼文を出したり、
FUNETを応用して記念写真を作成してみたり、
気が付けば、午後9時。(終電が…)
彼女も真剣だったので、ついつい私も時間がかかってしまいました。
(すいません。長時間お付き合いさせてしまって。)
でも、その後、以前に増してFUNETを活用いただいているようで、
お伺いした甲斐がありました。
そうそう、私が葬儀社に訪問すると起こるジンクスはもう一つあって、
私が訪問したその日か翌日に、葬儀施行が入るというものです。
そのジンクスも守られたようです。(後日、連絡がありました)
施行が入ったのが、翌日でよかった。
<ちょっとお知らせ>
FUNETは、現在大幅なバージョンアップ開発を行っております。
各システムを全体的に統合・連携し、
より簡単に早くメモリアル商品を作成できるようになります。
それによって、ナレーション、追悼文を初めとした各システムの作成時間は、
大幅に短縮されると考えています。
また、以前の作成プロセスも踏襲しておりますので、
FUNETの使い方が一変することはありません。
ご安心ください。
4月中旬を目処に、バージョンアップ予定ですので、
ご期待ください。