綜合ユニコムさん主催セミナーでは今年2回目になる
「セレモニーアテンダント養成講座」が開催されました。
会場は上野にある葬送空間「スペースアデュー」さん。
このセミナーが始まって以来、本当に至れり尽くせりで、
要望した準備を整えてくださるY社長はじめスタッフの皆様には、
大変お世話になっている。
セミナーのためには、葬儀式場に限りなく近いイメージを作りたくて、
回を追うごとに、私のイメージする小物を増やしていただいています。
葬祭式場に近い雰囲気の中で学ぶ受講生のためにも、
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
<井手の割り込み>
とても綺麗な貸しホールがたくさんあります。
どうぞ下記のリンクから。
葬祭館スペースアデューをご覧ください。
葬儀スタッフ向けに「接遇」のセミナー講師をして10年目に入りました。
当初の私自身には、葬儀スタッフの接遇講師として、
どんな未来があるかなんて想像もつきませんでした。
その頃は一般の企業研修が花盛り。
葬儀屋さん向けの研修会なんて、聞いたこともありませんでした。
しかし将来、一般企業のように葬儀スタッフもセミナー参加が当たり前になる。
漠然とですが、そう感じていたことは確かです。
今後は、葬儀スタッフが世の中に認められて、
その社会的地位もイメージも、アップして行かなければいけない。
その為にスタッフが何を学ぶのか、何を知っていなければならず、
何が出来なくてはいけないのかを私自身が知るために、
葬儀の現場に入って行った頃のことも、今では懐かしい思い出です。
これまでの10年間、私のセミナー内容そのものも思考錯誤の連続でした。
葬儀スタッフが、現場でできなければいけないスキルも大切。
それを行動する時の気持ちも大切。
心理学的なスキルやグリーフサポートの理念も必要・・・。
その時々で、私が様々な場所で学ぶことや経験によって、
セミナー内容もどちらかに偏ったり戻ったり、
また様々なご意見を戴きながら、現場でやってみて、
又それをセミナーにフィードバックして、ご意見を戴いての繰り返しでした。
昨年から、綜合ユニコムさんのセミナーをお手伝いさせて戴き、
全国からより多くの、レベルも、そして志しも高い受講生の皆さんの、
忌憚のないご意見を戴いて切磋琢磨しています。
それと共に、セミナーご担当Kさんの、
長年のセミナー経験からも私は多くのことを学ばせてもらっています。
セミナー担当者と講師は二人三脚でセミナーの成功のために力を出し合います。
仮に講師だけが一人で頑張っても、セミナー経営自体や
受講生全体のことも見通せないと成功には至りません。
それは過去の研修会の経験から、嫌というほど感じていることです。
綜合ユニコムさんのご担当Kさんは、
弊社井手の司会セミナーでも長年お世話になっている方で、
MCプロのスタッフもとても信頼している方。
もうすぐ一人目のお子さんがお生まれになるということですから、
ますます油の乗ったお仕事をして行かれることでしょう。
私もとても楽しみにしています。
今回のセミナーで大きく変わったのはテキストです。
今までは、セミナー全体を1冊で網羅して来た内容を精査吟味し、
受講してそれぞれが自社でフィードバックしやすいようにと、
【本テキスト】【ロールプレイング】【参考資料】の3冊に分けました。
まだまだその内容はマイナーチェンジさせて行くつもりです。
私の接遇セミナーもまだまだ発展途上の道のりです。
葬祭の「接遇」は考えれば考える程とても奥が深く、その時代に相応しい
葬儀スタッフ向けのセミナーを作り上げて行くという意味では、
いつになっても「これでいい」ということは無いかもしれません。
ゴール無き道のりなのでしょう。
スタッフの皆さんに喜んでいただくセミナーを目指して頑張って行きます。
次回は5月末に開催。心からお待ちいたしております。