問題集を購入し、用事が始まる前に、
喫茶店に入って試験問題を眺めていると…。
まずは、変更のあった所、
「接遇」の問題内容、例題をチェック。
「接遇」は、良問ですね。
挨拶から葬儀内容の打ち合わせに入るまでの、
遺族への挨拶や前準備が試される形です。
葬祭担当者の態度、第一印象が問われている言っても良いと思います。
先日のエントリーで衝撃だった、
遺族と会うなり【300万が葬儀価格の真ん中ですー】、
【うちはセット価格しかしない】などと言っていた担当者。
ああいう人を、更生させるためにはもってこいの試験内容でしょう。
ただ、多くの人と意見交換していると、
「簡単だなぁ」という声も多いです。
(新人研修みたいな内容だと。)
私は、重要な試験項目だと思いますが…。
業界としても、恥を飲んでも修正すべき点なのでしょう。
来年以降も、続くのではないでしょうか。
「説明実演」は、口頭試験からマークシートタイプの筆記になりました。
ただし、学科と異なり、選択肢が20個近くあるので難易度は高く、
勘で当てるのは難しいといえるでしょう。
うろ覚えで合格基準を得点するのは難しそうなです。
今までどおりある程度勉強しておく必要はありそうです。
それでも、ヒントが問題文の中に多くあるので、
解答しやすいとは思います。
今年は、チャンスの年かもしれませんね。
問題自体は昨年と大きく変更は無いようです。
(変更があった問題数は、2級2問、1級2問でした。)
「尊厳死とはどういうものですか?」という問題が、
新しく問われていたのは、個人的に気になりました。
昨今の尊厳死問題を意識してのことでしょうか。
それと、ちょっと面白いのが、
昨年「説明実演」だった項目名が変わって「実技筆記」。
…実技か筆記か、ややこしい名称だ。
とりあえず、ざっと読んでの雑感です。
この後、社長を先頭に今年の葬祭ディレクター試験対策のテキスト作りに入ります。
テキストの準備は、いくぶん手が焼けそうです。
それでも多くのチャレンジャーの方々にとって、
有意義なものになるようにしたいと思います。
ちなみにFUNETにも、例年通り、
葬祭ディレクター試験対策に関連するコンテンツをアップロードする予定です。
ご期待ください。