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2006年05月25日

英語が出来るようになりたい(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日、教育ゲーム関連の学会のため、
東京にある東工大のイノベーションセンターに伺いました。
私達「大卒チーム」は、特に発表することなく、
過去に作成した教育ゲームなどは持参して、
交流を広めるのを目的とした参加でした。

ドイツの教授が来ていて、基調講演など聞きました。
はじめだけ「こんにちは」と日本語で挨拶し、
後は、通訳を通してのドイツ語でのプレゼン。
教授も通訳も、お互いが台本を読んでいました。
プレゼン内容を間違えないためでしょうね。

プレゼンの内容は、
ドイツの教育事情などを話していたように思います。
学校風景の写真などが沢山あり、
ドイツの雰囲気が感じられたのは良かったです。
授業風景は日本とあまり変わりませんね。

さて、公演が終わってから、
私達は適当に持参したカードゲームを準備して、
通りかかる人に紹介していきました。
会場のない露店のプレゼンテーション。
案の定、閑散としていたのですが、
そこに、さっきプレゼンをしていたドイツの教授がやってきました。
「ハーイ」から始まって「これはどういうゲームなんだ?」と聞いてくる。
通訳の方も一緒に歩いていたので、
私は日本語で通訳に向かって、要点と特徴を説明しました。
通訳が的確に翻訳してくれたようで、何とか凌げたようです。
(通訳が翻訳しやすいように、硬い日本語になってしまうのはなぜでしょう。)

で、私達のカードゲームの試作品があったので、
そのドイツ教授に一つあげました。
「日本語版だけど、特に日本語に依存するゲームじゃないから」
と、説明して。
折角ドイツから日本に来てくれたわけだしね。

そのドイツの教授は、それで「さんきゅ」と言い残して去ってくれた。
しかし、数十分後、また戻って来た!
問題は、その時通訳がいなかったことである。
彼は、英語で話しかけてくる。

教授:「これ(さっき渡したカードゲーム)の英語版が欲しい。
    ぜひ、翻訳してドイツに送ってほしい。」
私 :「OK.ノープロブレム」
教授:「ここにコンタクトしてくれ(名刺を出す)」
私 :「OK.ノープロブレム。これ私の名刺です。」
教授:「あのゲーム、興味深いよ。」
私 :「私も、あなたが持ってきたゲームのうち、
    『アインシュタイン』というゲームに興味がある。
    購入したいんだけど方法を教えて欲しい。」
教授:「え?なんだって…」
私 :「『アインシュタイン』を購入したいんだけど…」
教授:「???」

…文章が長くなると、私の英語は全く伝わらなくなる。
私も焦って、さらに文法も無茶苦茶になる…(心の声:通訳つれて来て~。)
先方は、アインシュタイン(科学者)をどうやって買うんだ?
とも、思ったのかもしれない。
最後は、私も身振り手振りで誤魔化したが、
少し混乱させてしまったなぁ、こりゃ。
(英語できなくてごめんね、とは伝えましたが。)
ドイツの教授は、とにかくコンタクトをしてくれということで、
メールアドレスに丸してくれました。
そして、握手。
…英語が出来るようにしないと、外国の人との交流は困りますな。

ただ、この教授が私達のゲームに興味を持ってくれたおかげで、
その後、多くの日本人が私達のゲームに興味を持ってくれました。
日本人は、外人に弱いねぇ…。
そして、日本語での説明は非常に楽だわ。

多くの方と交流を持てて、非常に有意義な時間でした。
でも、気力・体力を沢山消費してしまったようで、
翌日から風邪でダウン…。
うーん、英語だけでなく、体力もつけないといけない。


PS.昨日、近日発売のBGMの視聴コーナーを全曲対応させました。
   近いうちに、エッセイからリンクを張る予定だったのですが、
   4/13日のエントリーから視聴できますね… (^^;
   あらら。

   なぜそんなことを書くのかというと、
   実は、全曲アップを対応させた数時間後に、
   「BGMの購入希望」のメールが届いたからです。
   非常に有難く驚いたのですが、何というタイミングでしょう!

   ちなみに、同時発売の加藤さんのもう一枚のCDも、
   近日視聴できるようにしますので、ご期待ください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年05月25日 05:16

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