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2006年06月07日

葬儀司会研修会in島根 <研修編> (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

島根の方々は、ジャンケンに勝つと早い順番を取る習俗性があるのか?
課題を発表する順番決めで、ジャンケンをしてもらい、
勝った順に望む順番を申し出てもらいましたが、皆早い順番から取りたがる。
「チャレンジャーですね」
「後のほうが有利ですよ」
と抑制してみても、一向にひるまない。


適当にやって早く終わったほうが楽・・・という感じではなく、
皆さん真剣に発表しているので、この地方の習俗なのかな・・・?
それとも気風のいい方がたまたま多かったのかしら・・・?
思いっきりの良さが好きですね!!
少人数だったので、2回ずつ課題発表をしていただきました。

司会経験5年と言う方が1人いらっしゃいましたが、
あとは1年未満という初級の司会研修会。
島根は早くから研修会を取り込み、
更には別の研修会にもよく参加され熱心な方が多い。
(上層部の意向でしょうか?)

初心者が多かったせいもありますが、癖に手こずる事もなく、
テクニックの設計図通りに、小さいながらも表現出来ている。
最後の課題発表は聞いていてとても嬉しかった。(大拍手!)
地方によるイントネーションの違いもほとんどありません。
丁寧なアナウンスにとても好感が持てました。

男性スタッフが自宅葬・女性スタッフがホール葬を担当する場合が多いようですが、
自宅葬での儀式の雰囲気作りは難しいですね。
アナウンステクニックを駆使して、故人に気持ちを向けて頂き、
静かな中で開式できるような司会を目指してほしいです。

5月からFUNETに入会して頂いた所からも数名、
この研修会に参加されていましたが、
話を聞くとまだFUNETシステムを使いこなせていない様子。
ナレーション・弔電の読みのクオリティーを上げたいなら、音声ライブラリー。
MCライブラリーには、宗教儀礼・接遇の資料も網羅されています。
そして、ナレーションを一瞬にして作りたいならナレーション文章作成システム。
その他、従来の葬儀に付加価値を付けたいなら、
追悼文・メモリアルコーナー作成・ライフヒストリーパネル・DVD等、
様々な自社作成システムが備わっています。
操作も簡単なので、用途に合わせてご活用頂きたいですね。
葬儀の総合的な支援システムなのですから!

さて、羽田空港がリニューアルされてから初めて飛行機に乗りましたが、
滑走路がだいぶ広く使えるようになったのでしょうか?
離陸する時の飛行機渋滞がなくなり、一安心。
昔は、飛行機が数珠繋ぎで渋滞をしているのを窓越しに見ながら、ぞっとしたものです。
私は、高所好き・スピード狂で絶叫マシーンが大好き!
しかし飛行機は例外だね。
なんたって、地に足が着いてないのだから。

しかし離陸してからの機長のアナウンスはポイントが高い。
ニュートラルな落ち着いたアナウンスの中に知性と教養が感じられる。
優しさ・安心感を与え、そして分かりやすい。
天候云々より、一瞬、この人になら命を預けても大丈夫、
と思わせる機長さんの話術(テクニック)は凄いです!
乗客を安心させるようなアナウンス術を学ぶのでしょう。
これが、勢いを売りにしたパチンコ屋さんのアナウンスみたいだったら、
即刻飛行機から降りたくなるでしょうよ。(ただでさえ、怖いんだからさっ!)

目的を持ってのアナウンス・・・もちろん葬儀も同じですね。
尊い故人の人生を振り返れるような落ち着いた・丁寧な、
優しい雰囲気が作れるようなアナウンスを心掛けたいものです。
現場で修行を積んできますよ。
では、また!!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年06月07日 00:32

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