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2006年06月12日

葬祭ディレクター技能審査の説明会 (工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

東京の田町。
今年は、葬祭ディレクター技能審査の試験内容が、
大幅に変わったので説明会に行って来ました。
特に「接遇実演」が、どんな感じなのか見えなかったので、
そこに重点を置いて聞き取りです。
軽い取材もかねて…。

入場者は、200~300人くらいでしょうか。
予想以上に盛況しています。
男性8割、女性2割と言った具合です。
東北から来られた方もいたようです。(よく来ますね…)
葬祭ディレクターは、葬祭業界では重要な資格の一つ。
去年、偽モノも出ましたね。
偽モノが出れば、立派なブランドです。
もちろん、それだけの内容もあると思います。
(実務経験が受験資格じゃなければ、私も受けるんだけどね。)

さて、最初の挨拶を皮切りに、粛々と説明は始まりました。
私は後方に座って、せかせかメモです。
受験生にとっては9月6日が本番。
私にとっては、今日が本番。
とにかく、出来るだけ必要情報をこぼさないことが重要なのです。
(普段パソコンだから、急いで書くと余計に字の汚さが目立ちますね…)

最終的にA410枚程度の聞き取りになりました。
要点を全て纏めて書いても良いのですが、
如何せん数千円の入場料を取った逞しい説明会です。
(説明会で有料なんて、珍しいですね。)

なので、先方に気を遣いつつ、
新設の接遇実演のポイントの中から、
主要な聞き取り事項を紹介したいと思います。

1.接遇実演は、洋間の設定。

2.故人名、喪主名等は、司会実演と同じ内容である。
   ⇒説明会に来た人だけにこのような情報を与えて、
    不公平じゃないのでしょうか?

3.試験官の反応は、頷く、もしくは無反応。
   ⇒接遇実演といいつつも、ほぼ独演です。
    でも、目を見て話さないと減点対象なんですよね…。

4.言い間違えた時は、「失礼いたしました」と言って、
  言いなおせば減点対象にはならない。
、  ⇒これも、問題集に書いておいて欲しいポイントです。

5.当日も受験者の葬祭会社名は「明治葬祭」
   ⇒これも問題集に書いておいて欲しい…。

…説明会が盛況なのは、
問題集に無いヒントが、沢山出るからかもしれません。
商業的な匂いがプンプンである。
まったく。

さて、接遇実演の説明が終わり、
私にとっては無関係な「幕張」の説明が始まったので、
休憩をかねてロビーに出ました。
というより、写真を撮らなければいけないのだけれど、
最初に事務局の方に禁止されて、少し困っていました。

すると、ロビーには有名な主宰のHさんがいて、
名刺交換して、写真撮って良いか話すと、すんなりOK。
ラッキー。
そんな訳で幕張説明の後半は、私は写真を撮りました。
恐縮です。

最後に、質疑応答。
さすがに、接遇実演に関する質問が多かったです。
(上記ポイントで、質問中に出たものもあります。)

あと、「実技筆記」試験の配点に関して、
6問60点なので各設問に10点配点されているのですが、
各設問の得点は、各設問の得点率が点数になるらしい。
例えば、16問中8問正解なら、5点という感じ。
ご参考までに。

そんな訳で、無事に任務終了です。

参考:葬祭ディレクター技能審査協会

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年06月12日 00:00

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