今年オープンしたばかりのホールは流石に綺麗。
エントランスに設置された大型モニターの左右には、
FUNETのプロローグボードが飾ってありました。
(嬉しいじゃあーりませんか)
そして至る所に相田みつをのコレクションの山。
これは間違いなくM女史の趣味…ちょっとやり過ぎかも。
しかし休憩所やトイレの隅々まで様々な花が飾ってあり、
細やかな気配りが感じられる優しい空間が演出されていました。
(掃除も行き届いています)
唯一、本当に残念なのが遺族控え室。
こういったエッセイでは書きづらいのですが、お許しを。
バス・トイレがユニットなのは…。
またホールはバリアフリーなのに、遺族控え室が違うというのも…。
(正直、驚きました)
遺族控え室の充実が、会館建設の際にポイントの一つであることは常識です。
設計の感性に疑問が…。(きっと事情があったのでしょうが)
これではせっかく素敵なホールなのに、ご年配の遺族がかわいそうです。
現場の人は、このハンディを乗り越えて頑張るしかありません。
このホールではナレーションや追悼文も使っていただいていますが、
葬祭演出に役立っているのなら嬉しい限りです。
家族葬がキーワードになっている昨今、
遺族の想いを反映した、故人志向の葬儀を実現していただきたい。
きっと頑張ってくれるでしょう。
さて研修には、群馬からうら若き女性が2名、そして茨城からも男性が2名。
茨城、群馬、埼玉の混成チームとなりました。
一般に、茨城・埼玉・千葉・神奈川を、
東京の周りの田舎という意味で「い・さ・ち・か」と呼びますが、
であるならば、今回は「い・ぐ・さ」ですかね。(畳かいっ)
いずれにしても、講師の私を含め田舎者の集合ということですね。
群馬の女性2名は、つい先日の平塚研修会にも参加されていてとても熱心。
司会も幕張も、もうほとんど出来上がっていました。
間違いなく合格すると思われます。
(いやあ、群馬優秀だわさー)
茨城の男性2名はオブザーバー。
今後様々な研修会を計画したいということで参加されたようですが、
葬祭ディレクターの試験の難易度に少し戸惑っていた様子。
幕張の時には、三倍ヒダの幕が珍しいのか<98へえ>を連発。
その様子がとても微笑ましい。
通常は1泊2日でこなす量を1日に凝縮したので、
受講生にとっては辛かったかもしれません。
昼食時間も30分程度しかとれず申し訳ないとは思いましたが、
試験に合格することが大事だから我慢してもらいました。
それにしても司会と実技筆記にはかなり苦労されていましたね。
そしてロビーを使っての幕張実習は、講師3名体制で至れり尽くせり。
講師2名による実演の後、研修となりましたが、
私もちょこちょことお邪魔しながらサポートさせていただきました。
ここでも群馬の女性は余裕をかましていましたね。
タイムトライアルも1分以上時間を余し、二人で雑談するほどです。
運営の事務局を担当してくださったS所長と旧知のM女史に感謝。
なんか面白いね、二人の頭文字を書いてみたら「SM」だよ。(笑)
S所長曰く…
今後は、葬祭D対策に限らず、司会や接客の講習会も企画する予定とのこと。
またお邪魔する機会もあるでしょう。
今回は忙しくてM女史とゆっくり話をする時間もなかったので、次回に期待。
さて、残すは長野、秋田、大阪でラストは東京だ。
ツアーも第4コーナーに差し掛かりました。
今日から長野へ行ってまいりまーす。
(取り敢えず、蕎麦と馬刺しか…)