FUNETの会員さんは、略歴ナレーションを作る場合、
追悼文の時代背景をナレーションに取り入れると、
聞き手側にとって「へぇ~」と言う興味と、
その出来事と共に時代をさかのぼりリセット出来るので、
参列者の気持ちを1つにするのに効果的です。
もちろん!この前段には、ナレーション文章作成システムから
プロローグ文章を入れるのですが…。
葬儀社さんの社員として司会をしている方は、
ナレーションが無い場合でも故人の情報をご遺族などから聞き、
どんな方だったのかなぁ~と想像がつくと思います。
しかし私のような派遣の司会者は、ナレーションが無い場合は
ほとんど故人の情報を得られないまま進行役を務めます。
正直、忙しい時などは、ナレーションが無いと聞くと
ラッキーと思ってしまう場合もありますが、
頂いた情報から、お会いした事のない故人の生き様を想像し、
ナレーションを構成していく作業は嫌いではありません。
(FUNETという強い見方もありますしね)
故人に対する想いは、皆それぞれですから、
あまり断定的な内容のナレーションにならないように、
漠然とでもこんなふうに生きて来た方です…
と言う内容のナレーションと共に参列者の気持ちを故人に向けて頂き、
それぞれが故人と向き合えるような雰囲気を作りたいと思います。
和洋折衷の祭壇・・・真言宗豊山派
「豊山派(ぶざんは)」というと何年も前の葬祭ディレクター試験対策研修会で、
「ゆたかやま」と堂々と読んだ受講生が居て、
井手講師が「関取ですかねぇ!?」と…。
私は、笑いのツボに入ってしまい、
ず~っと笑いを堪えていたのを思い出します。
葬祭実務をやっていないとなかなか読めませんよね。
さて今回も頼もしいK専務の居る現場です。
この立ちポーズだけでもクックック…笑える!
難なく社葬を仕切っていく実力派です。
彼こそ「遊びは真面目に、仕事は楽しく」というタイプでしょうね。
とも君にあきちゃんに…専務の周りには、楽しい方が集まります。
けど、仕事中は人が変わったように真面目で頼りになり、
私は専務のキャラと采配にいつも助けられます。
(「ねぇ・・誉めるのこれくらいでいい?」)
けど、自分の責任において采配を振れる担当者は、実際に少ないものです。
経験・実力・人柄が備わっていないとね。
この日は、テント内=表周りでの葬儀委員長と喪主様の挨拶でした。
梅雨の晴れ間が広がり天候に恵まれ良かったのですが、気温はうなぎ上り。
式場内は快適な温度でしたが、外に出た瞬間ムーーんと暑い。
テント内なので、直射日光は避けられ有難かったが、
喪主様の挨拶が少し長くてね…。
自分の言葉でいい挨拶だったが、葬儀委員長と喪主様で10分以上のご挨拶。
以前、別の現場でやはり夏場でしたが、参列者が倒れたケースがありました。
今回は、お年寄りの参列者は少なかったように思いますが、
これからの季節は長い挨拶には要注意。
気分の悪そうな参列者は居ないか…そんな配慮も必要ですね。
とても厳粛ないい社葬だったと思います。
故人のご冥福と会社のますますのご発展を祈念いたします。