昨年1級を受験され、その結果挫折して、
今年は降格して2級から受験する方もいるそうです。
他にもまさか!この方が落ちてしまったの?
と耳を疑いたくなるような優秀な方まで再度の受験。
すでに1級を取得されている方でも、
今、受験されたら受からない方がほとんどだと思います。
それほど1級葬祭ディレクター試験は難しくなっているのです。
(真剣な受講生)
平塚七夕まつりが幕を降ろし、
華やかに飾られた街は疲れ果てた廃墟と化しました。
心無い人が残していったゴミと道路にこぼされた食べかす。
正体不明な液体は悪臭を放ち、
観光客のお行儀の悪さに平塚住民(私)がほとほと嫌だと感じる日。
そんな日に行われた研修会。
全国各地から平塚駅に降り立った方々は、なんと汚い街だと思ったでしょう…。
前回の1級葬祭ディレクター技能審査対策研修会には、
沖縄からの参加者がいらっしゃいましたが、
今回は北海道からの参加がありました。(初めてではないでしょうか)
1日目が実技筆記対策で、
2日目が幕張と司会をテレコで2班に分けての1泊2日の研修会です。
(幕張の様子)
1日目の実技筆記で気分はブルー…。
2日目の幕張と司会で心身ともに疲れ果て岐路につかれるのでしょうが、
勉強はこれからです。
帰り道、テキストが2倍にも3倍にも重たく感じられたと思いますが、
試験当日までは宝物のように優しく、優しく…
合格したら焼くなり、破くなりご自由に!
(制作者の井手講師と工場長は泣くでしょうけどね)
※重宝にして来年も使う羽目になるより、
破れるくらい勉強してください。(by 工場長)
しかし、実技筆記は工場長のエッセイ!「へぇ~」シリーズではないですが、
目から鱗…。知らなかった事が学習できて、
ランクアップした葬儀を提供できるのではないでしょうか。
(発表する受講生)
しかし、司会・幕張に関しては、必ずしも実務に則したものではないようです。
例えば、通常の司会研修会での井手講師の「ぶつ切りはダメ!」は、
ディレクター研修では「意味が繋がる程度にぶつ切り」を提案します。
ぶつ切りにした方が、つっかえや誤読が減りますからね。
(クオリティーの高さよりまず受かることが優先ですから)
それから幕張り・司会共に制限時間が重視されますので、
いくらきれいな幕張が出来ても、
いくら上手い司会が出来ても制限時間をオーバーしては失格です。
※説明会を聞きに行きましたが、
不合格者のほとんどが時間オーバーらしいです。(by 工場長)
早打ち・早読みを強いられる幕張と司会。
試験ですから仕方がありませんが、実務と混同しないように気をつけてほしいです。
中には誤解をして、1級を取得すれば、
司会や幕張が上手くなると思っている方も居るようです。
上手い司会・きれいな幕張の実務に沿った研修会は、
春と秋に開催されますので、それはそれで受講して欲しいと思います。
幕張の先生は点滴を受けての講義、
井手講師も疲れが見え始めましたが、お2人ともまだまだツアーが続くようです。
沢山食べて、頑張ってくださいね!!
今日の昼食です。
(今日の昼飯)
講師陣も頑張っています。
仕事を持ちながらの受験生の皆さんもこれからが夏本番!
体を壊さないように頑張ってください。
来年はこの研修会でお会いしませんように…
大変お疲れ様でございました。
<井手の割り込み>
少し疲れが溜まり始めました。
喉もさすがにガラガラで、夏風邪をひかないように注意してます。
さて、いつも私の写真が掲載されるので、
アシスタントの石川は一体何をしているのかと思われてるかも。
そこで、研修中のアシスタントの様子を載せましょう。
研修の中で漢字や熟語の読みに自信がなかったりすると、
石川にそっと聞いているようです。
私に質問すると、倍ぐらいになって答えが返ってきて、
尚且つギャグのネタになり、このエッセイに面白話として紹介される、
そんな恐怖感でもあるのでしょうか。
話は変わりますが、富山の方に朗報です。
お葬式でドラ焼きを配るのは富山だけではありませんでした。
新潟の一部の地域でもドラ焼きを配るそうですよ。
二つ入りとか五つ入りタイプもあるようです。
サイズは富山に負けるようですが(富山は大判ですから)。
富山が孤独じゃなくて良かった、良かった。
北海道の方がいらしたので確認したのですが、
やはり香典に領収書を出すのは間違いないとのこと。
北海道の方は、これが全国共通だと思っているから面白い。
他にも色々とありますが、暇な時に改めドーンといきましょう。
では。