ここ数年、ブライダルは総体的な数が減り、
ブライダル司会者はほとんどが指名により件数を確保する厳しい時代となりました。
有名所のホテルは、司会者の経歴プロフィール、
もしくは自己PRビデオを観て新郎・新婦に選んで頂く…。
インスピレーションが合う司会者または、
担当さんお勧めの司会者が決められていく訳です。
ホテル担当者から、私に指名がくるお客さんの希望は、
「落ち着いた方・優しい方・ベーシックなしゃべりの方」というのが
圧倒的に多いです。(これって、葬儀じゃん)
もちろんお祝いのお席ですから、【陽】【正】を使い明るく楽しく進行しますが、
葬儀司会の勉強を始めてから私自身のブライダル司会も随分変わったように思います。
「淡々とした司会者」「動じない司会者」なんていう発注も時々頂き、
自分では気付いていないキャラを再確認したりして…
ホテル担当者のほうが、
それぞれの司会者が作り出す雰囲気を把握している場合が多いのにも驚きます。
【癒し系】の司会をするね…と!?
私自身が歳をとり、明るく元気一杯の司会に無理が生じてきたのかもしれません。
私がブライダルの司会を始めた頃に習った先生に言われ印象に残っている言葉は、
【黒子に徹しなさい】
司会者は前に出て目立つのではなく、黒子になって登場人物を引き立たせなさいと。
どの分野の司会においても当てはまる事でしょう。
司会の基本です。
更には、列席者に心地よい時を過ごして頂くには、
聞きやすいアナウンスを身に付ける事も大切ですね。
私は、ブライダルを問わず葬儀も式典もイベントも…【司会業】がとても好きです。
普段は、おしゃべりなほうではなく、
どちらかと言うと無口な部類に入るのに不思議な気もしますが、
皆と協力して1つのものを作っていく達成感が好きなのだと思います。
出来るだけ長く司会業を続けていきたいものです。
人前に出る仕事なので年齢制限もあるのでしょうから、
少しでも若々しくいる努力も怠れません。
女性の40代は、おんなの分かれ目なのだそうですよ!
頑張らなくちゃ!!!
これは、私のプロフィールに添付している写真です。
葬儀以外の司会でも承りますので、宜しくお願いします!!