で、実際に実家のお供えを確認してみましたが…
うちの田舎では、ごく普通のお供モノでした。
お供え物の内訳は、茄子、ピーマン、トマト、豆、ほおずき。
ちなみに、【ほおずき】は【鬼灯】と書くのでね。
霊が仏壇に戻ってくるための、目印なのでしょうか。
お墓の方にもお供えがあります。
こちらは、茄子と御米。
この世とあの世の道中に、先祖に食べてもらうためでしょう。
この地域のお墓は、どこもこのようなお供え物でした。
お供え物というものは、地域色があるのでしょうね。
さて、田舎に帰った時には良くご挨拶させていただいている葬儀社様に、
今回もお会いしてきました。
ご挨拶とFUNETのサポートが、主な用件。
事前にお電話をさせていただいていた折には、
お盆までお仕事が入っていたようで、お忙しそうな感じです。
まだ自宅葬儀が一般的な地域の中でも、
順調に会館を運営されているみたいです。
今年の末には、近隣地域に大型会館を新たに建設される予定とのこと。
葬儀社として、一番大切な時期かもしれません。
いろいろと話を伺っていると、
夏場は自宅葬儀がまだ多いようです。
寒さ(雪かき)は我慢できないが、暑さは我慢する。
面白い地域色です。
だから、新しい会館の設立も冬場に予定しているのでしょうね。
また、葬儀施行範囲を拡充するに当たり、
人材の確保と育成が、大きな課題の一つのようです。
まだ自宅葬儀の多い地域に会館葬儀を普及させる一方で、
サービスの標準化を図り、安定した葬儀の施行を目指す。
中規模葬儀社へ進展するに当たり、
人材の確保と育成は、最も大きなポイントかもしないと実感するところです。
少し話がそれますが、
人材に関して、私が最も感心している葬儀社は、
仙台のすがわら葬儀社様です。
【アファメーション】という行動指針を作成していて、
全ての社員に配布し、働かれている皆様の精神的な支柱になっています。
こういった行動指針をしっかり作成していると、
ある程度社員が増えても、安定したサービスに繋がるのではと思います。
このような経営策定こそが、一つのブランドと言えるかもしれません。
(ご参考までに、【コーポレイトブランド戦略】伊藤良二著 は、
読みやすく結構いい本です。)
話を戻し、FUNETのサポートに関して。
今回は、写真を使用したスライドショーの作り方をサポートしてきました。
忙しい葬儀施行が続いているようで、
短時間で、メモリアルなものが求められていました。
著作権が安心な弊社のBGMと画像を活用した、
写真のみのスライドショーは、ニーズがありそうです。
プラズマテレビの導入を考えられているそうなので、
FUNETのスライドショー制作が役立てられればと思います。
また、ブログの活用例もご紹介。
いくつか成功している葬儀社のブログを紹介しました。
ちょうど昨年の今頃、葬儀業界でもブログが広まりだして、
続いている所も多いです。
葬儀社において、インターネットを活用した情報開示の方法はいくつかありますが、
今のところ、ブログが最もコストがかからず、有効だと思います。
ブログを始められれば、またご紹介させていただきます。
そんな感じで、工場長のお盆は過ぎていきました。
ちなみに、高校野球、地元の東洋大姫路と福知山成美が勝ち進んでいて、
OFFは、テレビ観戦しながら、白熱していました。