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2006年09月01日

葬祭D直前対策研修報告 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

いよいよ9月に突入し、本試験まで6日です。
ところで枝豆が9月の季語って知ってました?
何か合わない感じだよね。

過日、猛暑の中、葬祭ディレクター技能審査模擬試験を実施しました。
今年は、実技試験科目が3科目から4科目に増え(接遇が追加)、
それに伴いそれぞれの配点も変わり、また接遇と司会が連動し、
説明実演が実技筆記になるなど、大きく変更された年である。
過去にも何度が大きな変更があったが、その都度受験生は大変である。


私が研修で担当する実技3科目は、実技筆記・接遇・司会。
これらの直前対策として模擬試験を行い、その結果に基づき、
試験までの残された時間をどのように勉強すべきかを個別に提案した。

まずは試験当日と同じくマークシートによる30分間の実技筆記試験。
マークシート方式に慣れてない我々世代は辛いが、
私は馬券投票で慣れてまーす。(馬鹿)
結果は予想外に7割以上の得点者が圧倒的に多い。
決して予想問題ではなく、今の実力を測ることを目的としたものだが…
しかし各ジャンルから幅広く出題したつもりだから、この結果には満足だ。
それなりに勉強した節が窺える。(ホッとしたぜ)



次は、接遇と司会の実技試験。
今年から接遇試験の実施後すぐに司会試験に入るのだ。
(ちょっと慌しいね)
1級・2級合わせて10人程度だったが、
私が審査官として一人ずつ対応し、採点・評価・アドバイスを。
(クールビズで上着着用は強制しなかった)

皆さん緊張し過ぎて、震えている。
声は上ずり、時には裏返り、冷や汗も出ている。(大丈夫かよ)
クールビズ止めて上着着た方が良かったかな。
放っていたらチビる者まで出そうな雰囲気に唖然。
試験独特の雰囲気に飲まれそうで心配だー!



駄目だこりゃ~! 勝負になんないよ。
今の時代、分業化が進んで司会実務をしない人が多いからか、
平素の実務不足が明らかで、必要以上に硬くなっている。
受講者も落ち込んだだろうが、私が一番ショックを受けた。
「また来年頑張ろう」と言った冗談が、冗談になっていない。
(頼むから笑ってよ)
残された時間はわずかしかない、死ぬ気で頑張ってください…と、
檄を飛ばして別れたが、今頃はしっかりやっているだろうか。
数日後には本番だ。
心配でしょうがないが、もう私に出来ることは残されていない。
皆を信じて…ぐっすり眠るとしよう。(ZZ…)


<おまけ>
例年だと、今頃がメールや電話による質問のピーク時。
しかし今年は出足が早く、問い合わせのピークは過ぎている。
それだけ早目に取り組んで、試験勉強がはかどっている証拠だろう。
(決して諦めたわけではないでしょう…笑)
FUNET会員の方もMCライブラリの受験対策をしっかり活用されたようだ。
皆さんの健闘を祈ります。

そうそう、頼むから電話で
「先生、僕の司会実技を採点してみて下さい」って、
電話口で司会を始めるのだけは止めてね。(結構辛い)

<おまけ2>
今年一番受けなかったネタ。
過去帳の説明時に、映画「デスノート」の話題を持ち出し、
デスノートの逆パターンで、
「過去帳の先祖の名前を消したら、黄泉還ったりして…」
…シーン。
あれっ、地域性も在るのかなと、訪れる各県で試してみましたけど、
クスッとした若者が全国で3名程度。
このネタだけは…惨憺たる結果でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年09月01日 00:00

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