マウイ島に３泊・オアフに３泊の旅程です。
マウイ島はホノルルから飛行機で約25分、
元々２つの別な火山島だったものが、
長い間の地殻変動によって一つになった島です。
東マウイ、西マウイそれぞれに高い山があり、
海に向かって牧草地・ジャングル・砂漠など様々な地形が広がっています。
マウイ島の中央部ワイルク／カフルイ地区が政治経済の中心地ですが、
西マウイのカパルアやカアナパリ、東マウイのキヘイやワイレア、
知る人ぞ知るハナなど数多くのリゾートエリアがあります。
ハワイ王朝の昔、ハワイの首都がマウイ島のラハイナの町にあったのをご存知ですか。
かつてはサトウキビ産業を中心に栄えた島ですが、最近はリゾートビジネスが盛んで、
米国の旅行誌で世界最高の島に選ばれたほど美しいところです。
マウイ島のフラソングも多く、ハラウで習った曲に出てくる場所を訪れるのも、
私としては楽しみのひとつです。
４回目の訪問となったマウイ島の今回の宿は、
西マウイのリゾートエリア、カアナパリに建つコンドミニアムです。
ホテルに比べ広いお部屋とキッチン付きが魅力で、
どちらかというと私はコンドミニアム派です。
カフルイ空港でレンタカーを借り、
コスコ（日本ではコストコ）・Kマート・セーフウェイなど、
日本のスーパーとは随分雰囲気の異なるショッピングセンターを楽しく見学しながら
３泊分の食材を購入し、宿へチェックインしました。
これまでの滞在でハレアカラに登り、島内各地へドライブにも行っていたので、
今回は「ゆっくり過ごす」ことが目的でした。
朝目が覚めたら、手に入れておいたフレッシュな食材で簡単に朝食を作り、
ラナイで海を見ながらゆっくり食べます。
食後、海の横にあるプールへ出てたっぷりのサンオイルをぬって読書しながら日光浴！
疲れたらウトウト転寝し、汗をかいたらプールに飛び込み、
喉が渇いたらプールサイドのバーでキィーンと冷えたトロピカルドリンクを頂く！
極上の時間に包まれ過ごしました。
唯一、今回マウイでやろうと決めていたことがあります。
それは舞台を観ること。
「フラをやっている人は、絶対観るべき」と、ハラウの先輩ダンサーに勧められた、
ラハイナのマウイシアターでやっている「ウラレナ」という舞台です。
ウラレナとは、夜明けにマウイに立つ不思議な風のこと。
火山や雄大な海、原生雨林と共存する、
自然界の精霊にまつわる神話から生まれた物語で、
火山の女神「ペレ」や半人半豚の「カマプアア」月の女神「ヒナ」達が登場し、
楽しく見ごたえ十分でした。
ネットでチケットを手に入れ、真ん中の前から５列目！
かなり良い席で観賞しました。
ダンスありフラありアクロバットあり･･･あっという間の１時間半でしたよ。
以前は…旅行に行ってまで食事の支度をするのは大変！と思っていましたが、
最近では、おしゃれをしてレストランに出かける方が億劫になってきた私達夫婦です。
歳のせいですかね･･･!?
特にうちは旦那が料理好きで、積極的にキッチンに立ってくれ一緒に楽しく料理します。
そんな訳で、マウイ島での朝と夜は、自分達のお部屋で、
好きなものを好きなだけ食べて過ごしました。
なんだか以前より贅沢に過ごしているように思えます。
さぁいよいよ明日はオアフ島へ向かいます。
マウイではコンドミニアム滞在で節約できた分、
オアフでは「太平洋のピンクパレス」あのロイヤルハワイアンホテルに泊まります。
マウイでゆっくりした分、オアフでは行動しますよ～
次回のエッセイをお楽しみに！
＜井手のちょっと割り込み＞
いい景色だわさー、羨ましいわホント。
藤田が常夏のハワイで、贅沢にご主人と過ごしている頃――。
私は忙しい地方出張の合間を縫って、子供たちをナンジャタウンへ。
(しょぼ、石川の熱海よりもっとしょぼ…文句あっか)
仕事でヘトヘトに疲れ、その上家族サービスでグタグタに疲れるのは分かっていたが、
唯一の救いは冷房が効いた屋内にいられることと観念し、いざ出発。
結果、やっぱ行かなきゃ良かったよ!(これ予想通りね)
財布の中身が急激にダイエットし、しかもこれはリバウンドしないときたもんだ。
父親は、楽しいけれど疲れるものなのです。
ただ、私は根が子供ですから、遊んでいる時は無邪気に楽しい。
そして男の子は、冒険家…なのでしょうか、虫が大好きなようです。
大昆虫博のようなイベントを近くでやりやがるから無理やり入らされました。
ところが意外や意外、これがなかなか勉強になる。
古生代の頃のトンボ。(ひぇーすご過ぎ)
それから世界の蝶々の美しさ、華麗さには見惚れました。
夜の蝶にも見惚れてみたい。(デヘヘ)
こんな擬態の蝶も初めてです。
襲われないように、蛇に見せているようです
それにハチとアリが元来は仲間だったということも初めて知りました。
それなりに為になった一日でしたとさ。
