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2006年10月15日

プレーオフ! 野球観戦(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

それほど野球が好きなわけではありませんが、
所沢住民であることに便乗し、
友人と西武×ソフトバンクのプレーオフ第二戦を観戦しました。
いわゆる、にわかファンに成りすまし…

 

自由席での観戦のため、早めに球場前へ。
開場の1時間前なら、比較的余裕あるかな?とも思いましたが、
地元西武のファンはもちろん、福岡ソフトバンクも含めて長蛇の列。
…すごい人気だわ。

その後も、開場まで列は延々続いていきました。
天気が良くて、良かったです。(前日は、台風の影響で酷い風雨でした…)

これは、試合も盛り上がりそうです。
開場したら、ダッシュで席を奪取!!
…と、皆思っているのでしょう。
入場制限をかけながら、ゆっくりと入場させられました。

どうやら前の方に並んでいた人は外野席の人たちだったようです。
(熱い応援をされる応援団専用の席)
私達の一塁側内野席は、比較的席が空いていました。
(前の方で見れるぜ)

場内では、ソフトバンクの練習。
松中、川崎、WBCでテレビ観戦した選手がキャッチボールしています。
外国人のズレータは、すごい打球を飛ばしている(今日は調子よさそう)。

 

のんびり昼飯を食べながら、
練習風景を見たり、客席を見回したり。
案外、野球場は暇になることはありません。
トイレは、すごい並んでいますが…。


開場から一時間後、球場は満員になりました。
西武の選手も場内に出てきて応援合戦もヒートアップ。
いよいよ試合が始まります。

試合は、1回に動きます。
2アウトから西武の中島が豪快なホームラン。
歓声が一気に上がり、青い旗が振られています。
皆で一体になって盛り上がるという行為は、
とても楽しいものですね。

 


しかし、3回、西武新人投手の松永が捕まりました。
ヒットと内野安打で、1塁2塁。
次の打者は、練習でホームランを連発していたズレータ。

慎重に投げる松永。
しかし、ストライクが入りません。
新人選手にかかるプレッシャー。
打者は好調のズレータ。

結局、ストライクが入らずに、
ファーボールでズレータを塁に歩かせます。
この時、松永がマウンドの砂をポンと蹴ったのを、私は見ました。
明らかにイライラしています。

マイナスの感情を相手に見せても、自分達の何の利益にもならない。
ベテラン投手なら、こんなとき感情を見せないだろう。
しかし、新人の松永は、相手に自分の不安定な感情を示した。
この時、勝負あったかなと、感じました。

次の打者にも四球。押し出しという最悪の形での1点。
その次の打者には、甘めに入ったストライクを打たれ、走者一掃。
結局、この回は4点がソフトバンクに入りました。
松永は、2塁打を打たれた時点でマウンドを降ります。

若さ、というのを感じた次第です。

 
 盛り上がるソフトバンク(向こう側)の席。(左写真)
 平常時は、右写真。盛り上がり時は、黄色にスタンドが染まる…

ちなみに、ソフトバンクの投手和田は、
低めのコーナーを丁寧に投げ、
ヒットを打たれても連打は許しませんでした。
入団4年目で、淡々としているけれども、安定した投球。
こういうピッチャーは、なかなか点が入らないでしょうね。

結局、この3回の失点が重くのしかかり、
西武も意地で追い上げを見せるも、
9回には松中、ズレータの連続ホームランがあり、ダメ押し。
試合は11対3でソフトバンクが勝ちました。

 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
ソフトバンク0 0 0 4 0 1 0 1 5 11
西武1 0 0 0 2 0 0 0 0 3

にわかファンながら西武を応援しに行ったので、残念…。
新人の松永には、荷が重かったでしょうか。
スポーツにタラレバは無いですが、
もし、西口が投げていれば…。
そして、私は西口の投球が見たかったです。
(私は西武ファンではないが西口ファンです。
 完全試合を3回も逃している最高の残念賞投手。)


失敗した時には、相手に感情を見せてはいけないのだなと、
私はこの試合で感じた次第です。

これは、スポーツに限らず、
仕事でも言えることかもしれませんね。
感情を見せると、
落ち着いている相手にペースを握られてしまいますからね。


最後に、もう一つの雑感。
「人気のセ・実力のパ」と言われているようですが、
今では人気も実力もパリーグの方が上なのでは?とも思います。
それは、テレビの扱いを見ていても誰もが感じているかもしれません。
(一方で巨人人気は急落していますが。)

かつては、人気でセリーグと大きく差をつけられ、
サッカー人気で野球ファンが急速に落ち、困窮極まりなかったパリーグ。
しかし、地道にファンサービスを行い、
その結果、ファンが再び増えてきていると思います。

この日も、ライオンズのキャラクター「レオ」と「ライナ」は、
試合中に観客席に入り、子供達と写真を撮ってました。
また、回の合間にはチアガールがダンスパフォーマンスもありました。

小学校の時、親に阪神戦に連れて行ってもらった時には、
ただ試合が進むだけで少し退屈だった野球。
今は、一つのエンターテイメントショー風にアレンジされている感じです。
随分と変わったのだなと思いました。
(テレビ観戦だけでは、見えない部分ですよね。)


 7回の風船上げは、かつては阪神だけの行事だったような。
 今では、どこでもやるようになったのですね。

顧客のニーズに合わせて、
良いサービスを取り入れていく姿勢は大切だと思います。

もし手に入るのであれば、
パリーグの各球団の財務諸表を見てみたい。
ちなみに、昨年、球団経営で黒字なのは、
巨人、阪神、広島、そして楽天のみでした。

黒字にならずとも、パリーグ球団の財務内容が回復しているのであれば、
大企業を追いかける中小企業にとって、希望の光になるのではないでしょうか。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年10月15日 00:10

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