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2006年11月22日

講演in長崎 その2 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨日の続き。
講演内容については、戴いたテーマを自分流にアレンジして副題を付けた。
詳細な内容に関しては、企業秘密ということで。
ただ、昨日のスライドショーにもあったように、ご提案内容は3つ。
【ブランド】・【ネットワーク】・【人材育成】である。


第2部の、各県代表2名ずつ計8名による事例報告発表。
具体的な話は差し控えるけれど、それぞれに内容が興味深かった。
例えば…クレーム実例や、現在抱えている悩みや、自身が喪主になった事例…等々、
もっと意見交換が活発になればと思う。
様々な考え方の人が存在するはずだから、ただの報告で終わるのは惜しい。
失敗談や成功例、実務への取り組み方のコツ等、「朝まで討論」したいくらいだ。
今後の施行の在り方にしても、ただ価格が安ければ良いというものでもないだろうし、
外注のプロ司会やセレモニースタッフに頼んでいれば済むということでもないはず。
組織体制の違いなど、それぞれ事情があるのだろうが、突っ込んだ議論が欲しかった。

しかし、全体の構成として1部の講演形式の後に、
参加型の2部を組み合わせるというのに難しさを感じた。
こういうプロデュースは案外、思惑通りには進まないもの。
結局、誰一人として発言者はおらず(まあ、発言しにくい雰囲気でもあるが)、
私が一人で8名の方に質問し、一人で意見交換をしてしまった。
この日のために準備して発表してくれている方の事を思えば、
何も発言しないと言うわけにもいかない。
(メモを取りながら集中して聞いていたので…とても疲れたが)
企画としては素晴らしいので、来年以降何らかの工夫が必要だろう。
この発表の際に、私が聞き取ったメモです。



工場長が、医者のカルテのようだと唸っていました。
実は、後で解読するのが難しくて、自分自身が一番困りました。
つまり…医者のカルテのようではないですね。
時間が無くて急いで書き取っただけでした。

翌日の第3部、橋爪講師のお話も聞きたかったし、
夜の大宴会も是非参加したかったのだが、
この日、私はどうしても三重の津まで移動しなければならず、
夕方の6時過ぎには会場を後に…。(残念)

会場からバス停までは事務局の方の車で送っていただき、
バスで長崎空港まで、長崎空港から愛知県の小牧空港(名古屋空港)へ飛んで、
そこから名古屋駅まで、またまたバス移動の予定。
ところが、長崎空港で出発便が遅れかなりイライラ。
しかも、やっと案内があったかと思えば、搭乗ゲートから建物内を抜けて、
夜の飛行場を徒歩で、えっ徒歩で…飛行機のタラップまで。(ウソー)
凄すぎるよ、寒いよ、何か説明しろよ…皆ブツブツ言いながら歩きました。
見にくいかもしれませんが、証拠の写真です。
(寒くてブルブルなのと歩きながらなので、ブレてます)

機内はガラガラ…そして離陸すると唯一のスッチーがニッコリ微笑んで、
「皆様、どうぞ空いているお好きなお席へどうぞ」だって。
初めてだよこんなの、全員が窓際へ移動していました。(笑えたね)
そして小牧空港への到着も当然のように遅れ、
私は一番に飛行機を降りてタクシー乗り場へ急いだ。
ここでも飛行場を徒歩で移動したが、もう驚かない。
急いでいたので、先導する案内の女性を追い越したら、
マズイと思ったのか、先方も小走りに…。
(滑走路でかけっこなんて)

ガラーン…スカーン…(あれ?一台もいない)
慌てて空港内のインホメーションへ駆け込むと、
この時間ではタクシーは無理です…ときたもんだ。
えっ…どうすんのよ俺?
最終便の名古屋行きのバスが間もなく出発しますので、
そちらで名古屋へ向かわれては?
言われなくてもそうするよっ!(他に足ないし)
予定時間に遅れたのは飛行機のせいなのに、当然のように言われた(ムカッ)
これで事前に購入しておいた特急券はパー。
それでもバスに飛び乗って一息…。

夜の名古屋駅は、外から見るとネオンキラキラ…素晴らしい眺めだった。
もしかしたら、夜の駅としては日本で一番綺麗じゃないかな。
夜のネオンがイルミネーションで、
夜のお姉さんがイルミネーチャン…っていうネタが昔あったなあ。
何故こんな事を思い出すのだろう。(かなり疲れている)

そして名古屋から近鉄特急で三重県の津へ向かうという強行軍。
タレントじゃないんだから、ハードスケジュール組むなって!
結局ホテルに辿りついたのは深夜12時。(間もなく日付変わるじゃん)
しかも告白すると、どのホテルに泊まるのか失念した私は車内で真っ青。
工場長は仙台出張中、加藤は愛媛出張中で役に立たない。
仕方なく一番頼りがいのない石川を頼って、急遽メールでお願い。
三重の津近辺のビジネスホテルに片っ端から電話をして、
井手の名前で予約が入っているホテルを探し出すように依頼。(探偵か)
以下メールです。
「石川、三重の津って知ってるか?」
「あら、それくらい知ってますわよ」
「日本で一番短い市町村の名前だぞ」
「それも知っています」
「オッ、豆知識…実は、頼みがあるのでございます」
「高くつくわよ、なんざんしょ?」てなわけで、
「かくかく…しかじか…」
「お任せあれ!」と相成って…
いやあ、電車に乗っている間、気が気じゃ無かったよ。
いとも簡単に引き受けたけど、あいつにそんな事が出来るのか?
今日泊まる場所が無かったらどうしようかと思った。
20分ほどで目指すべきホテルが無事判明し、事なきを得た。
石川からのメールを見た瞬間はホントにホッとしたぜ!(でかしたぞ)

今度はお腹が空いてきた。(空腹か)
ホッとしたら、夕食がまだだったことに気付いてしまったのです。
津の駅からホテルに電話すると、食事類は何も無いと言う。
長崎のメンバーがどんな豪華な料理を食べたのかなと恨めしく思いつつ、
仕方がないので、ホテルへ向かう道すがらローソンへ直行。(コンビニか)

このローソンのレジの兄ちゃんが酷い。
買い物カゴから商品を出してレジ打ちする際、いちいちドンっと置くのだ。
頼むからデリケートに仕事してよ。
嫌ならアルバイトするなよ。
俺、誕生日だからさー、今日は怒りたくないのよ。
ギネスはさ、缶の底にある物が仕込まれてるから(特許ね)大切に頼むよホントに。
この場ではグッと我慢した分、
三重の研修の中でこの兄ちゃんの接客応対の話をして憂さを晴らしました。
(きっとこの兄ちゃん、クシャミしてたでしょう)

今日こんなに働いたのに…おまけに47回目の誕生日なのに…
晩飯が賞味期限ギリギリの「おにぎり」かよー!
47個食ったるでえーっ…と思いつつも短気を起こさず自重。
コンビニのアホ店員にも怒らなかったし、
やっぱ大人になったなあ、人生50からかなあ…。

大きな荷物と、コンビニの袋を抱えて無事にホテルへ到着。
購入した大好きなギネス3缶は、大切に大切に冷蔵庫へ。(程よく冷えてね)
すぐに風呂へ、そして風呂上りに一人で乾杯!(欧米か)
シュワーッと音が出て、それでも泡がビールに変わるまで暫し我慢…。
よし、クーッ!…しみるわー。(生きてて良かった)
こうして私の47回目の誕生日は終わりました。
日付も変わり、適度に酔って夜中の2時には就寝した…はず。(遅か)
そして翌朝8時50分には迎えの車が来てくれた。(早か)
(はっきり言って眠いぜ)

明日は、その三重の研修報告です。(続きか)

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年11月22日 00:09

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