最初の目的地は、久留米。
埼玉から久留米に行くには、飛行機が最も早いし料金もかからない。
そこで、「羽田」から「福岡」へ飛行機に乗ることになりました。
しかし、困ったことに私は飛行機に乗るのが8年ぶりなのです。
前日から妙なドキドキ感。
出張による好奇心というより、飛行機が無事に飛ぶかどうかの心配です。
何せ、8年ぶり…。
小学校の頃の、注射の順番を待つ心境です。
そんな訳で、さっそく羽田空港。
空港は、相変わらず綺麗です。
多くの光が射すのは、葬儀会館の設計と類似する点でしょうか。
それにしても、利用者が毎日多いのに、
綺麗な床面には脱帽です。
我が運命を共にする、飛行機。(ちょっと大袈裟か)
こんな重いものが飛ぶ理由が分かりませんが、
普段はあまり乗りたくない。
写真を撮りながら時間を潰していましたが、
搭乗の時間が来たようです。
それで、搭乗前に金属探知機を通るじゃないですか。
さらっと、乗りなれているようにスルーしたかったのですが、
案の定「ブー」っと鳴ってしまいました。
…原因は、携帯電話。
いよいよ出発です。
外から空港を見ると、ガラス張りな構造が良く分かります。
滑走路で出発体制を整え、飛行機は一気に加速。
この加速で、腰が浮く感覚になります。
離陸を無事に乗り切ってくれ!
と、私の不安をよそに、飛行機は無事に離陸。
離陸直後から、再びデジカメをセット。
早速見えてきたのは、東京湾に浮かぶ「海ほたる」。
飛行機は、およそ時速1000kmで飛行するらしく、速い。
あっという間に、神奈川県の平塚付近です。
左上は、「江ノ島」でしょうか。
富士山。
雲がかかっていて、頂上のみひょこっと見える。
雲は、上空3000m付近にあるということなのでしょうね。
山の中に、広い湖が見えてきました。
河口湖でしょうか。
近畿地方の大阪近辺。
奥にうっすらと見えるのは関西空港でしょう。
どうも視界がぼやけてきたと思ったら、雲がかかりました。
そして、雲の中に飛行機が入ると揺れる…。
ただ、雲が綺麗に整っている景色は、
冬山のゲレンデを見ているようで心地よい。
1時間30分程度のフライトでしょうか。
機体はあっという間に急降下。
博多の街が見えてきました。
ちなみに、左の写真は「相島」。
無事に着陸。
到着時は、そんなに不安はありませんでした。
(車輪が出ない!とかだったら、パニックですが。)
この後、博多の街を軽く徘徊し、
翌日、久留米へ向かいました。
「工場長って、案外天然ですね」と、
手痛いリアクションを頂いたサポートの様子は、
明日へ続きます。