まずは、若八幡宮。
厄払いの神社であることから、
地元では『厄八幡』の名で親しまれているらしい。
駅から少し歩いたところに、ひっそりと建っていました。
それほど、大きくはありません。
おみくじ、掛けられている数が少なくないですか?
一つも結ばれていない…。
厄除け専門の神社だからでしょうかね。
それにしても、人があまりいませんでした。
ただ、年末は人が溢れるそうです。
大晦日に「厄除け大祭」が行われるらしく、
その年の穢れを落とすのが恒例だそうです。
ここのブログにその様子が書かれています。
地元からは結構親しまれているようです。
では、次。綱敷天神。
ここからは、携帯写真画像ですが、ご勘弁を。
(デジカメの電源が切れてしまいました…)
綱敷天神は、菅原道真が大宰府に左遷されたとき、
住民が綱の敷物を作り出迎えたことに由来しているそうです。
(道真といえば大宰府天満宮ですが、行けなくて残念)
敷地は、それほど広くありません。
右写真の奥にある家紋は、おそらく梅でしょう。
菅原道真と関係があることが、より強く理解できます。
次の神社へ行きましょう。
櫛田神社。ここは大きな神社でした。
祭神は大幡大神(櫛田大神)、天照皇大神、素盞鳴大神。
写真中央の扁額に描かれている「稜威(いつ)」とは、
「天皇の威光」という意味だそうです。
天皇との関わりが伺えます。
写真右にある家紋は3つ掲げられており、
中央は「三つ亀甲に五三桐」、右は「山桜」でしょうか。
そして、左にあるのが「五瓜の木瓜」。
これがキュウリの切り口に似ていることから、
山笠の祭りに参加する人は、その期間キュウリを食べないそうです。
(訓読みしても、“キウリ”ですが…)
ちなみに、これが飾り山笠↓(デカイ…)
あと、目に付いたものが、注連懸稲荷神社。
お稲荷さん特有の連続した鳥居です。
たくさん鳥居が設置されているのは、
鳥居を奉納する習慣が江戸時代以降に広がったため、だそうです。
ちなみに、伏見神社の千本鳥居はもっとすごいですね。
下の写真は本殿です。
左右にある紋は、お稲荷さんの神文「抱き稲」。
そして、本殿左右に設置されているお稲荷さんは、下の写真。
男前な表情をしています。
口には宝玉。首には朱色の布。
茶室もありました。
本日は、休釜でした。
“休釜”って言葉がかわいいですね。
下の写真は「博多べい」(石や瓦を利用した土塀)です。歴史的建造物。
下の写真は、「夫婦銀杏」なるもの。
縁結びの霊樹らしい。ご縁がありますように…。
あと、おみくじ引きましたが、
「中吉」という微妙な運勢だったので載せません。
櫛田神社は、こんな感じです。
次で最後です。水鏡天満宮。
天満宮と名の付いているものは、どうやら菅原道真に関係しているようですね。
天神の街の真ん中に建っている神社です。
境内で、奥様方が立ち話をしていたり、子供達が追いかけっこしていたり、
近所の集い場所になっているようです。
ここにもお稲荷さんが祭られていましたが、
日が暮れて写真は断念しました。(連続した鳥居もありました)
商売繁盛祈願のためでしょう。
本殿には梅の家紋がたくさん。
合格祈願の絵馬もたくさん。
雰囲気的にアットホームな感じでした。
ちなみに、この神社が元になって、
「天神」という町名が付いたようです。
豆知識。
以上、「九州編」でした。
他にも参ったお寺はいくつかありますが、
機会があったら載せることにします。
(扁額に興味があったので、扁額ばかり撮ってました。)
それでは、中日をはさんで、
「出雲編」行ってみたいと思います。
PS.神社以外の写真をいくつか。
博多の中心を流れる那珂川↓。
那珂川の川沿いに連立する、屋台↓。
祭りでもないのに、何十件も並んでいました。
ラーメン屋、居酒屋、おでん屋などなど。
中には、うなぎ釣りも…。
結構、常連さんがいるようですね。
野球の日本シリーズの話で盛り上がっていました。