長男のメイン行事は文化祭である。
1週間前に体育祭を終えて準備も大変だったようだ。
最終日の午後は、中庭でイベントがある。
今年はこのイベントをメインに場所取りをした。
それほど広くは無いこの敷地に、いったい何百人?
いや何千人?入るかと思う位、毎年スゴイ人だ。
今年は、写真のベストポジションを狙って席をとった。
吹奏楽の演奏と、ダンス部の選手権・・・
そしてプロのタレントとして頑張っている3年生の見事なYOSAKOIソーラン。
息子も同じスタンドに座って友達の演技を見ている。
私と夫は、その様子を少し離れたところから見ていた。
17歳といえば、バリバリの思春期。
家での顔と学校の顔は、全然違うらしい。
友達と話しながら笑っている顔を見て、
夫は「アイツのあんな晴れやかな笑顔は、久し振りに見たなあ・・・」と言っている。
長男は今、あまり父親になつかない。
これは誰でもが通る道だと半ばあきらめているが、
すごく楽しそうな息子を久し振りに見た夫は、うれしそうだった。
「外では、上手くやっているんだなあ」と、つぶやいている。
親離れして行く息子への一抹の寂しさを感じながらも、
そんな親心を気にすることもなく、自由にやっている息子の様子を垣間見た、
実にいい時間だった。
私たちに気づいた息子も、手を振っている。
「手なんか、振ったよ。アイツ」と夫もうれしそうだった。
息子たちは母親の私には、とてもやさしい。
二人とも、私には何でも話す。
しかし男同士というのは、ちょっと難しいようだ。
私がしばらくは、間を取り持つことになりそうだが、
これもみんなが通る道として、楽しんで行こうと思っている。
さて、目の前で始まったイベントは、とても素晴らしかった。
特にこの学校は、すでにプロとして学業と両立している子供たちも多い。
本当に偉いと思う。
3年間をこの学校で、仲間と学んだ誇りを胸に、
これからも広く活躍していくに違いない。
心からエールを送りたい。
最後に、今年卒業をしたタレントの「○越君」が挨拶に来てくれた。
なるほどこの女子中学生の鈴なり状態は、
○越君を見るためのものだったのか・・・初めて納得した。
私は、あまりいまどきのタレントさんには興味が無い方だが、
なんと、かわいい、「○越君」は好青年!
テレビで見るのと、実際に見るのと違う!
「きゃあわいいいい!」と、私も思わず何度もシャッターを切っていた。
もちろん、これは個人で楽しむための写真なので、ここに大きく掲載は出来ませんが・・・。
息子は、平成元年生まれ。
いよいよ平成生まれが高校を卒業する年になりました。
この時代、どんな人生を生きて行くのか、大変さはいつも同じ。
しかし「何にでも目的を持つ」ということが、さらに大事な時代に入っている。
何をするのでもいい。
自分が一心にやりたいことをひとつ見つけて、それに邁進して欲しいと願う。
その為に、我々親も、出来るだけ精一杯のサポートをします。
進め!息子よ!!