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2006年12月11日

葬儀司会研修in埼玉 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

前日に会場となるホール近くの深谷市駅前のホテルに宿泊。
というのも、事務局の方が懇親会を予定してくださったから。
(本当に恐縮です)
深谷の駅は東京駅を真似たらしく、なかなか立派。
写真は駅前のライトアップと、翌朝ホテルの自室からのショット。


宿泊したホテルは、ライバルの互助会さんの経営とか。(笑)
道を挟んだ向かいの敷地に素敵なチャペルがそびえていました。

この日は別件で工場長も同宿、またM女史も宿泊だったので、
懇親会後に3人でラーメン屋を探してウロウロ。
結局深夜は営業しておらず、仕方なくバーミヤンへ。
工場長は部屋で一人待機が寂しかったらしく、
席に着くなり猛烈に喋る喋る…。
深夜の2時前になってやっとホテルへと戻れた。(疲れました)

さて夏にも葬祭ディレクター受験対策研修で伺ったホール。
M女史のこだわりだろうが、ホール内はいつも清潔で花が溢れているが、
今回ホール内の至る所がクリスマスバージョンに変わっていた。
(お洒落ですなあ)

受講者の男女比率は半々。
経験年数の浅い、若い人中心の構成で、初級講座を中心に幅広く進めた。
参加者には委託業者が多かったが、それだけに熱心である。
発声練習は初めてなので、まあ出来なくて当然。
目で文字を追うスピードについて来れない。
それでも、進行アナウンスのコツや弔電のコツを教えると、
あっという間にマスターする人も。
自然に読むことが聞きやすい司会だということと、
その難しさや大切さを理解してもらえたようだ。

マイクを持ったときに、堅くなってはいけない、力んではいけない。
それはそのまま聞き手に伝わってしまうから。
しかし分かっていても、これが難しい。
リラックスできるだけの余裕を作るのは、
しっかりした理論に裏づけされ、積み重ねたトレーニングからの自信と、
それを実践した経験が必要になる。
ただのクソ度胸とは違うのだ。
現場ですぐに使える原稿を中心に課題発表を繰り返したから、
それぞれがトライしてくれているだろう。

この日、並行して進められたFUNETの映像制作サポート。
休み時間のたびに受講者は興味を示していた。
一番関心が高かったのは、11枚セットのライフヒストリーパネル。
特にパネルの数の多さと、その文言の演出文章に質問が集中。
システムによる文章の自動作成には驚かれていた。

私も加藤もそうだけど、研修予定日には不思議と仕事が入る。
冗談で「死神先生」と呼ばれ、毎日でも来てくださいと言われる。
(喜んでいいのか、悲しむべきなのか)
もちろんこの日も通夜が入った。
よって5時には、静かに…静かーに終了。
周りに迷惑を掛けないように、気づかいながら解散。
日が暮れたホールの入り口には、弔問客お出迎えの女性スタッフが。
このホールは、きちっとした仕事をしています。
(M女史…怖いからね…間違えた、厳しいからね)

そして工場長と二人で帰路へ。
途中大宮で青葉のラーメンに舌鼓…美味いねえ、
渋谷の山頭火や恵比寿のアフリや池袋のえるびすを凌駕している。
そして調子に乗って男二人でアイスクリームを。
見て下さい、この喜びよう。
街はすっかりクリスマス気分になっている。

こうして1泊2日、埼玉の旅が終了。
次回は今年最後の研修会、愛媛です。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年12月11日 00:00

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