私はクリスマスソングが大好きで、1年中でも聴いていたいくらいだ。
この数年気に入っているアルバムは、
CELINE DION(セリーヌ・ディオン)の
「THESE ARE SPECIAL TIMES」
というクリスマスソングが収められたCD。
O HOLY NIGHT(オー・ホーリーナイト/聖夜)、
BLUE CHRISTMAS(ブルー・クリスマス)、
AVE MARIA(アヴェ マリア)、
O COME,ALL YE FAITHFUL(神の御子は)、
THE CHRISTMAS SONG(クリスマス ソング)、
そしてジョン・レノンの作品で、HAPPY CHRISTMAS
(ハッピー クリスマス/戦争は終わった)など16曲が入っている。
セリーヌの熱唱が実に心地よい。
そして毎年この時期に聞く定番は、ナント言っても、
NAT KING COLE(ナットキングコール)のアルバムで、
その名も「THE CHRISTMAS SONG」彼の暖かい声が、
クリスマスの音楽と共に私のハートに染み入る・・・。
本当に暖かいのだ。
暖炉の前で微笑むアルバムの写真もなんとも良い。
夫のレコード棚からもクリスマスソングを引っ張り出して、聞きあさる。
FRANK SINATORA(フランク・シナトラ)のこのアルバム
「JOLLY CHRISTMAS」のB面は、
シナトラが讃美歌ばかりを歌っている。
そして、かつて「ホワイト・クリスマス」を歌って大ヒットした、
BING CROSBY(ビング・クロスビー)のアルバム、
「MERRY CHRISTMAS」は、「赤鼻のトナカイ」や
「サンタクロースが街に来る」などを英語で歌っていて、すごく楽しい。
逸品は、サッチモこと、LOUIS ARMSTRONG
(ルイ・アームストロング)の、「ルイと聖書」というアルバム。
これはなかなか珍しいものだと思う。
ジャズと黒人霊歌、そしてブルースの間には、密接な関係がある。
デキシーや、スイングジャズ、モダンジャズ、R&Bも、
元をたどれば黒人霊歌や労働歌から来たもの。
奴隷として扱われていた黒人たちが、キリスト教に光を見出した霊魂の歌で、
彼らの心の叫びがそのまま音楽となった・・・と、ライナーノートにも書かれている。
このアルバムからは、音楽そのものがとてもスピリチュアルなもので、
大きな何かの不思議な力を持っていると感じざるを得ない。
クリスマスとは、クリスチャンでは無くても、
人の心の原点を静かに振り返る大切な季節であると改めて思う。
冬の夜長には、静かに流れるJAZZと、
MCプロデュース社内でのマイブーム?アジアンテイストの「お香」がよく似合う。
珍しく井手社長が買ってくれたお香セットをくゆらせながら、ワインでも飲もうっと!