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2006年12月28日

今年もあとわずかになりましたね。(藤田順子)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

私にとって今年は個性心理學でいう「完結」の年。
10年サイクルで廻ってくる運気、そのエネルギーポイントが一番上がる年でした。
振り返ってみると、なるほど・・・公私共に、とても充実した一年でした。
思い出に残る仕事をいくつかご紹介させていただきます。

まず、新しい分野である「包丁式」の司会を担当させていただきました。
強羅のとある旅館のオープン記念に、その旅館の‘ウリ’である
280万円の松が正面にど~んと植わった能舞台で行なわれた包丁式。
その儀式の起因は今からおよそ一千百余年の昔、
平安朝の時代…仁和年間にさかのぼります。
第58代光孝天皇が、側近に仕える四條山陰中納言藤原ノ政朝公に
俎板包丁捌きの掟を定めるようにと勅命を出され、
山陰公が苦心の末に、式包丁の基本の姿を定めたことが始まりで、
武家の世になってからは、婚礼をはじめ出陣・凱旋などの祝儀に際しては、
必ず執り行なわれるようになった儀式だそうです。
素材には直接手を触れず、包丁とまな箸で捌いていくものです。
2日間にわたり4回行われたこの包丁式の仕事は、
これまで体験したことのない身も心もさっぱりと清められたような、
貴重な経験となりました。


相変わらずフラにはまっている私ですが、今年は昨年に続き、
名古屋ホイケの司会プラス、3千人を収容する大阪NHKホールで行なわれた、
大阪ホイケの司会も担当させていただきました・・・が、
はっきり言って、この大阪の司会はうまくいきませんでした。
なんてったって選挙中の仕事であり、
大阪まで片道4時間かけての日帰りの強行スケジュールでヘトヘト、
緊張で食事も喉を通らず・・・
場所や雰囲気にまんまと呑み込まれてしまった感じでしたね・・・これは全て言い訳です。
久しぶりにど~んと落ち込みました。
しかし、この経験から実に沢山のことを学ぶことができ、
名古屋へ繋げることができました。
その後の仕事でも事あるごとに、この大阪の教訓は活かされています。
「失敗からこそ、多くを学べる!」を改めて身をもって体験できました。
何があっても私を信頼し、全てを任せてくださるフラの師匠には、
本当に心からの感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてブライダルでは、
初めて200名を超える大会場での司会を担当させていただきました。
葬儀では200名なんてよく聞く人数ですが、
着席のブライダルでこの人数は、最近珍しいですよね?
〇〇宗のお坊様のご披露宴だったので、
列席者の半数は全国から集まったご住職達が衣での出席!
さすがにすごい迫力でしたよ。
恐そうだったり硬そうなお坊様もお酒が入れば陽気な方が多く、
和やかな宴になりました。
最初から、新郎の実家のお寺に入りご両親と同居を始めるという新婦。
爽やかな笑顔のお2人が実に印象的でした。
末永くお幸せに!  合掌!

最後に我が家のニュースを一つ。
留守しがちな我が家は、とうとうこの12月、
セコムのホームセキュリティに入りました。
まだまだ慣れず、しょっちゅう解除し忘れ窓を開けては警報音を響かせていますが、
旅行からかえるとすぐに、
「お帰りなさいませ。お留守中特に異常はありませんでした」と電話がくるし、
在宅セコムにセットすると「安心してお過ごしください」
外出セコムにすると「留守はセコムにお任せください」
と女性の声でメッセージが流れます。
CMじゃないですが、しっかり守られてる感じがしてとっても安心です。
セコムの回し者ではありませんが、セコムのホームセキュリティお勧めです。

今年も色々ありましたが、来年も良い年になりますように!
皆さま来年もMCプロデュース(藤田も・・・)をよろしくお願いいたします。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年12月28日 17:34

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