今回のメインのサポート内容は、FUNETの【パネル】。
ナレーション、追悼文、DVDは、
一通り自社で出せるようはなっているとのこと。(素晴らしいですね。)
加えて、パネルのメモリアル演出を考えたいということで、
パネルの作成方法や展示に関して、私がサポートすることになりました。
パネルを作っている様子です。
FUNETでのパネルデータの作成は、特に問題なく進みました。
…特筆すべきことがなくて、恐縮です。
プリンタで印刷して、パネルを作成していきます。
普段のサポートでは、パネルはA3サイズの紙にデータを印刷して、
A3サイズの糊パネルに貼って作成していきます。
ただ今回は、担当のUさんが一回り小さいA5サイズの額を準備していると言うことで、
縮小したA5サイズの紙で出してみました。
若干小さめですが、結構良い感じです。(写真右)
基本のA3サイズでも印刷。
実際出して見ると、大きなA3サイズも良いねという話になり、
結局、A3サイズの紙にも出力することに。
大きなパネルはお年寄りが見やすいと言うこともありますが、
演出物は、ただ「大きい」ということだけでも一つのメリットがあると思います。
作成したパネル枚数が少ないこともありましたが、
およそ1時間程度で完了しました。
会館へ移動して、飾り付けしてみました。
A3・A5とサイズに大小があるので、メリハリが利いてます。
A3パネルのバックにはアジア風の和紙を台紙にしています。
少し遠めに見てみると、下のような感じです。(やや写真写りが悪いですね…)
小さいスペースながら、素敵なメモリアルコーナーです。
元来、花屋さんから進出してきた葬儀社さんなので、
花や植物の使い方も上手いのでしょう。
ちなみに、ロビーを含め随所に造花・生花が並んでいます。
光の当たり具合によって、バランスよく生花に造花を織り交ぜているとのこと。
一概に生花の方がキレイ、という訳ではないんですね。
右写真の折り紙は、メモリアルコーナーに置いてあったものです。
Uさんに聞いてみると、会葬者や遺族親族が折り紙に故人へのメッセージを書き、
出棺時に折鶴にして入れるとのことです。
折鶴にするという点が、なかなかセンスが良い感じだと思いました。
そんな訳で、サポートは一段落です。
無難に終了できて、よかった。(ホッ)
さて、恒例となった会館案内。
今回は、夜遅かったということもありますが、少しだけ。
会食室。
最近は、円卓がはやっているのでしょうか。
座って食べるのであれば、丸い机の方が会話は弾むようです。
法要用に、前方には小さな祭壇。
両サイドの花(造花)の使い方が、やはりキレイです。
再度訪れる機会には、花飾りのコツを聞ければとも思います。
ロビー横の白樺を使用した花飾り。
そして、ほのかな明かり。素敵な雰囲気を持っています。
造花の葉に、霜や水滴など独自に細工がしてあって、
花屋さんならではの細かさが発揮されています。
写真右は、祭壇にかかる写幕です。
写幕は開式前から閉じていて、
導師入場に合わせて開くそうです。
光の使い方次第で、写幕も素敵な演出具になると思います。
最近良く見る装置の一つでもあります。
他にも色々案内されましたが、とりいそぎこんな感じで。
花の使い方が、特に素敵な会館でした。