新年の年男、年女は1063万人。
亥(い)年生まれを出生年別で見ると、
今年還暦を迎える「団塊の世代」(1947年生まれ)が225万人で最多。
71年生まれ(36歳)が195万人、59年生まれ(48歳)が156万人、
83年生まれ(24歳)が149万人と続くそうです。
その1947年生まれの年男、
「団塊の世代」と言われる方の還暦祝賀会の司会を担当させて頂きました。
ちなみに井手社長は、59年生まれの年男です。
本人は、ある会社の社長さんで、
関連会社の有志の方が発起人となり、この還暦祝賀会が執り行われました。
一般的に定年を迎える歳ではありますが、まだまだ仕事に精を出します…と意欲満々。
今の60歳はお若くて還暦・還暦と連発するのは申し訳ないですね。
しかし、改めて自分の健康に気を付ける節目として、いい機会になると思います。
さて、友人から贈られた『ちゃんちゃんこ』。
日本における還暦のお祝いでは、
本人に赤色の衣服(頭巾やちゃんちゃんこなど)を贈る風習がありますが、
かつては魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、
再び生まれた時に帰るという意味でこの習慣が設けられているそうです。
「こんなもの!」と言いながら、祝賀会の間中、
ちゃんちゃんこを身に着けていたところを見ると満更でもなさそう…!?
おしゃれな方なので、ちゃんちゃんこにサーモンピンクのブレザーを、
予めコーディネートされていたのでしょう。とてもよくお似合いです。
そしてお子様方から贈られた奥様とのペアの温泉旅行券。
「結婚式じゃないのだから」と、
金屏風の前に用意された奥様用のお席には1回もお座りにならず、
大変控えめな方でしたが、とても仲のいいご夫婦だそう。
従業員さんたちからは、記念品が贈られ奥様も嬉しそうです。
更には、4人のお孫さんから60本の真っ赤なバラが贈られ、目を細めるおじいちゃん。
よくプロポーズや誕生日に女性の歳の数だけバラを贈る殿方がいらっしゃいますが、
60本はさすがに圧倒されますなぁ。(よぉ~幸せ者!)
そして祝賀会の後半は、豪華な賞品が用意されビンゴゲームが行われました。
私もビンゴカードを頂きゲームに参加させて頂きましたが、当たったのはキーホルダー。
(いいの、いいの…)司会者が豪華商品をゲットしても洒落になりませんからね。
さて、盛大に開催された還暦祝賀会。
ほとんどアドリブで進行する司会ですが、元気のいいお客様ばかりで助かります。
ホテルから「もう少し静かにね」と警告が来るのでは…と心配になるほど賑やかでした。
こんなに大勢の皆様に慕われている本人は、幸せですね。
ますますのご活躍とご健康を祈念申し上げます。
あ~楽しかったぁ!!