「タミフル」は、頻度はまれだが、精神神経系の副作用をニュースでよく耳にする。
私の中では「怖い薬」というイメージがあるが、
この副作用は、インフルエンザそのものが原因になっているケースもあり、
精神神経系の作用がインフルエンザによるものか、タミフルによるものか、
鑑別が付かないのが現状だそうです。
しかし、意識がぼんやりする、意識がなくなる、
うわごとを言ったり興奮したりする、普段と違うとっぴな行動をとる、
幻想が見える、妄想、痙攣など家族は充分に注意するように…との注意を受けた。
しばらく注意深く娘を観察していたが、幸い副作用は無さそうだ。
夜中と午後に高熱を出ては、とんぷくを服用。
節々が痛いとぐったりしていた。
現在の我が家は、78歳の母は手術をしたばかりで入院中、
主人は確定申告時期で最高に忙しく、私は土日共にブライダルの仕事が入っていた。
…娘を看病する人がいない。
私が仕事をしているせいで、娘には小さい時から度々不憫な思いをさせているが、
私が居なくても、主人か私の母が必ず娘の看病をしてくれてきた。
今回は時期が悪い。
「1人で頑張るのだぞ!」…(「ごめんね」)
娘の枕元に軽食・水分・とんぷくを準備し、
「何事もありませんように」と祈るような思いで仕事に出掛けた。
数日後、娘はすっかり回復し登校し始めたと同時期。
…頭が痛い、喉が痛い、咳が出る、アキレス腱が変!
もしや…、私も病院に駆け込んだ。
「あの、娘のインフルエンザが移ったかもしれないのですが」と訴えると、
じっと問診票を見つめながら、首を傾げる内科のお医者さん。
「軽い風邪ですね」…って。
「でも、昨夜、何だか熱も出たようだし、ただの風邪ではないような気がするんです」
と無理矢理インフルエンザの検査をお願いした。
「たぶん風邪ですよ。インフルエンザは高熱が出て関節が痛くなりますからね」
と検査をしても無駄になるような事を言われた。
2時間半も待たされた挙句に軽い風邪で済まされては困る。
何より、入院している母を見舞いインフルエンザが移ったら大変だ。
しかし、15分後に結果が出てびっくり!!
「あなたの言った通り、インフルエンザAですよ。流石に本人はよく分かりますねぇ」
だと…(あきれるわ)。
「あなたが、ヤブなだけでしょ!」
なんて、言ってませんが。
私も、もちろん「タミフル」を服用しているが、
食事は娘が学校の帰りに買い物をして作ってくれている。
毎度毎度、学校の先生から娘に関してのお小言の電話を頂くが、
こんな時には優しいの(嬉しいわ)。
「スープスパゲティー・オニオングラタンスープ・おかゆ・親子丼」と、
娘はレシピを見なくても料理が上手い。料理好きなのだ。
「料理は誰に習ったの?」と聞けば必ず主人の名前を答えるだろう。
主人もめちゃめちゃ料理が上手く、休日にはよく料理を作ってくれる。
料理は、才能だね~。
あまりに美味しくて病気なのに太っちゃうよ(のろけすぎかしら)。
持つべきものは、料理の上手い主人と娘だわ。
そんな訳で、順調に快復しております!